要請番号(JL74523B21)
募集終了
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
文化・情報・スポーツ・青年政策省
2)配属機関名(日本語)
キルギスラグビー協会
3)任地( ビシュケク市 ) JICA事務所の所在地( ビシュケク市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ラグビー協会は2001年に設立され、キルギス国内のラグビー振興に取り組んでいる。国内には、ナショナルチームのほか各州に州の代表チーム、またチュイ州内に5つの児童クラブチームがある。アジアラグビーに加盟しており、今年になって女子代表チームを新設し早期のワールドラグビーへの正加盟(現在準加盟)を目指して競技力の向上に取り組んでいる。団体職員は9名、2022年の予算は約1万4千ドル。団体代表は、キルギスオリンピック委員会の委員の一人でもある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先は、2004年にアジアラグビーに加盟し様々な活動を行ってきたが、一時期活動が低迷し一度アジアラグビーからの支援を停止された。2021年に代表が交代、新たな職員も入れ体制を一新して活動の再活性化を図っている。本要請の主な活動先は、専門的なスポーツ人材育成のため1995年に設立された国立スポーツアカデミー(NSA)になり、15名の学生がラグビーを学びそのうち5名がナショナルチームのメンバーでもある。隊員には、ナショナルチーム及びNSAの学生、その他クラブチームの児童を対象とした技術指導と指導者の育成、またラグビー普及関連活動への支援が期待されている。指導対象競技は主に7人制ラグビー(15人制大会に出場することもある)。男女両チームの指導を行う。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 代表メンバー及びNSA生徒の身体能力、トレーニングメニュー、トレーニング環境、競技力を把握する。
2. 各対象に応じた身体能力、競技力向上に資するトレーニングメニューを考案、実践、モニタリングする。
3. 同僚コーチや近隣クラブチームのコーチに知見を共有する。
4. クラブチームの児童にラグビーを指導する。
5. その他、広報関連等ラグビーの普及活動に取り組む。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
PC、プリンタ、プロジェクタ等一般的な事務機器。冬季はNSAの室内トレーニング場、それ以外は屋外のグラウンドで練習。
4)配属先同僚及び活動対象者
・職員:会長(60代、男性)、事務職3名(女性2名、20代)、経験1~5年
・コーチ:5名、男性、経験2~3年、WRレベル1コーチ
・NSA生徒:15名(17歳~、入学年により前後)
・男性代表チーム:年齢17~26歳
・女性代表チーム:年齢17~23歳
・児童クラブチーム:年齢12~16歳
5)活動使用言語
ロシア語
6)生活使用言語
ロシア語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:(男性) 備考:配属先の希望
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(競技経験)5年以上 備考:指導に必要
(指導経験)3年以上 備考:指導に必要
[参考情報]:
・JRFU公認B級コーチ以上が必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(高地地中海性気候) 気温:(-20~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・NSAには、体育教師やトレーナー等のスポーツ人材育成を目的にレスリング、陸上、サッカー、バレーボール、バスケットボール、ラグビー等の科目がある。4年制(学士、+2年で修士あり)で、7~8月は夏休み。ラグビーの授業は週3コマ(各90分)あり、その他の時間は準備やクラブチームの指導等が想定される。