要請番号(JL76316B01)
募集終了
・2017/1 ・2017/2 ・2017/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
筋骨格系小児リハビリテーションセンター
3)任地( タシケント州キブライ郡 ) JICA事務所の所在地( タシケント市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
センターは1999年に当時のポリオセンターからウズベキスタンで唯一の小児専門リハビリテーションセンターとして再編された。外傷や感染症、出産時の損傷等により運動機能に障害のある3歳から18歳の患児約100名を国内全土から受け入れ、診察とリハビリテーションを提供している。2016年5月現在、ICUを備えた外科病棟を増築中で、これにより手術からリハビリまでのトータルケアと最大200名の受入が可能となる予定。センター敷地内には、長期入院患児のための教育施設も併設されている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
理学療法士という資格が存在しない同国では、総合的な理学療法の知識を持つ人材が限られており、リハビリテーションも鍼やマッサージほか、物理療法が主流である。運動療法や物理療法の効果的な組み合わせや、患者の生活までを視野に入れた包括的な治療計画策定等を取り入れ、リハビリテーションの概念を普及させていく必要がある。また、退院後も継続してリハビリが行われるよう、実質的な療育者にあたる母親への指導も期待される。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 担当医師及びスタッフらと協議し、運動療法とマッサージを中心とした治療・リハビリテーションを患者に提供する。
2. 患者の状態に応じた効果的なリハビリテーションが導入されるよう、個別プログラム策定の指導を行う。
3. 治療対象が児童である点を考慮し、楽しみながら取り組めるリハビリ療法を提案する。
4. 家族への指導機会を利用し、自宅でも可能な運動療法の紹介や療育についての助言を行う。
5. 重度の障害をもつ入院患児に対し、食事や排泄時の介助を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
マッサージ用ベッド、手指運動器、牽引装置、リハビリ用遊具等
4)配属先同僚及び活動対象者
同僚:看護師(女性、マッサージ師・運動トレーナー、20代~30代、実務経験5年~10年)
活動対象者:同僚及び入院患児とその家族
5)活動使用言語
ウズベク語
6)生活使用言語
ウズベク語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(理学療法士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(専門学校卒)保健医療 備考:同僚と同等のレベルが求められる
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:経験に基づく実践力を要する
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(ステップ気候) 気温:(-20~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)