2017年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(NJ30317A01)
募集終了

国名
アルゼンチン
職種コード 職種
G183 幼児教育
年齢制限
活動形態
日系
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/3 ・2018/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

ブエノスアイレス日亜学院

2)配属機関名(日本語)

ブエノスアイレス日亜学院
日系社会 NGO

3)任地( ブエノスアイレス市 ) JICA事務所の所在地( ブエノス・アイレス市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.8 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、2010年にブエノス・アイレス市教育省の正式な認可を受けた当国唯一の日本語教育をカリキュラムに導入したトリリンガル校(スペイン語・日本語・英語)である。幼稚部、小学部、中高等部を擁す上、土曜クラス及び成人対象の夜間の日本語クラスも開講、総勢約1,250名の生徒が在籍している。1927年の設立当初は、日系人子弟に対する継承日本語教育を目的としていたが、現在は非日系人子弟にも門戸を開き、その割合は生徒総数の約70 %以上となる。同校に併設する文化センターは、亜国社会に日本文化を広めるべく2009年に設立され、様々な文化講座を開催し、当地での日本文化の普及に重要な役割を果たしている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

現在、同学院幼稚園部には、平日160名(2-^5歳)、土曜日は小学部低学年を含む70名(3-9歳)の園児・児童が在籍し、日本式の礼儀やマナー、伝統文化行事の体験を念頭に置いた教育を受けている。一方で、所属する教師は、日系3世-4世及び非日系がほとんどであり、日本式の礼儀やマナーや、日本の伝統文化や行事を紹介する知見を有する人材が少ない。また、歌や読み聞かせ、遊戯など、幼児教育に必要不可欠な教育手法の専門的知見を有する人材も不足している。日系の教育機関として、他校との差別化を図るために、日本式の礼儀や作法、日本文化を取り入れた「日本式の教育」は同学院にとって重要な要素であることから、教師の指導力強化が急務となっている。そこで、日本の幼児教育に関して、しかるべき知見や経験を有した人材からの継続的な指導、助言が必要であることから本要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

実際のクラス運営と園児・児童への授業を通して以下の活動を行う。
1.教師を対象に、日本の幼児教育に関する知見を共有し、授業の内容に関する提案を行う。
2.教師を対象に、日本の幼児教育やクラス運営に関する助言を行う。
3.配属先が実施する日本文化の普及活動に対する協力・支援を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

CD/DVDプレーヤー、プロジェクター他

4)配属先同僚及び活動対象者

・配属先関係者:文化センター責任者(女性/50代)他スタッフ3名(全員女性/30-60代)
・カウンターパート:幼稚園部主任(兼土曜日本語クラス責任者/女性/40代)、スタッフ(平日16名/土曜8名)
・指導対象者:幼稚園部及び小学部低学年児童(平日160名/2-5歳、土曜70名/3-9歳)

5)活動使用言語

その他

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(幼稚園教諭)
    (保育士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:業務上必要不可欠であるため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(0~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

活動では日本語で進められる場合もあるが、スペイン語を使用するとよりスムーズに活動を進められる。楽器演奏または書道など日本文化に関する特技があれば、活動に生かせるためなお良い。