要請番号(NJ30317B01)
募集終了
13代目
・2018/1 ・2018/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
社団法人在亜日本語教育連合会
2)配属機関名(日本語)
社団法人在亜日本語教育連合会
日系社会
NGO
3)任地( ブエノスアイレス市 ) JICA事務所の所在地( ブエノスアイレス市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
同配属先は、当国の日系団体を母体として運営されている日本語学校21校が加盟する連合会(以下、教連)であり、事務局と日本語教育センターを擁している。現地日本語学習者を対象に各種行事(例:小学生暗唱・朗読大会、作文コンクール、日本語スピーチコンテスト、合同運動会、ピンポン大会等)を実施し、特に日系子弟に関しては、南米における日系人移住を背景とした継承日本語教育の推進を目指している。また、日本語教師の指導レベルの向上を目的に教師研修大会、教師養成講座、中級学習者指導講座等を実施しており、現地日本語教師の育成を目指した組織である。現在、日系社会シニアボランティア及び日系社会青年ボランティアが活動中。
【要請概要】
1)要請理由・背景
日本語学習者数の減少に伴う日系子弟の日本語能力の低下が問題視される一方で、昨今の日本文化ブームによる非日系人の日本語学習人気が高まり、当国の日本語学校が果たす役割についても転換期を迎えている。加えて、日本語教師も世代交代の時期を迎えており、後継者の育成が課題とされる中、日本語は話せるが日本語の教授法を体系的に学んだ人材が少なく、また、雇用条件が十分でないことから、次世代を担う後継者不足が顕著である。この状況を打開すべく、配属先では、様々な日本語教師の育成プログラムに取り組んでいるが、特に幼児から低学年の日系子弟の日本語学習の動機向上のため、日本文化を取り入れた授業の実施や指導方法に関して、現地日本語教師に対し、しかるべき知見、経験等を有した人材からの継続的な指導、助言が必要であることから本要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 首都圏北部地区3校を巡回し、年少者へ日本語クラス授業を実施
2. 要請に応じて全国の教連加盟校へ文化交流授業を実施
3. 「日本語レベルテスト」「日本語会話テスト」作成に対する参画
4. 「教師養成講座」「中級学習者指導講座」「全国研修大会」「小学生暗唱朗読大会」「スピーチ大会」「作文コンクール」への協力
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
みんなの日本語、にほんごドレミ等、デスクトップPC(WindowXP、7他)、ノートPC(VISTA他)、コピー機、デジタルビデオカメラ、スキャナー、プロジェクター等
4)配属先同僚及び活動対象者
・事務局長:男性(日本人)
・同僚4名:いずれも女性/40-50代/N1取得者
・指導対象:
日本語教師約120名/17-65才/主に日系1世-3世/N1-N4取得者
幼児-中高生約100名/3世/N7-N2
巡回先教師約15名/20代-60代/1世-3世/ネイティブ・準ネイティブレベル
5)活動使用言語
その他
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(日本語教育に関する資格)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚らも同等の学歴を有するため
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:業務遂行上必要不可欠
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(0~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
巡回型の活動で多くの関係者との協働が想定されるため、体力に自信があり、協調性のあるボランティアを望む。