2018年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(NJ30318B07)
募集終了

国名
アルゼンチン
職種コード 職種
G254 文化
年齢制限
活動形態
日系
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2019/1 ・2019/2 ・2019/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

ラ・プラタ日本人会

2)配属機関名(日本語)

ラ・プラタ日本語学校
日系社会

3)任地( ブエノスアイレス州ラ・プラタ郡ウルキッサ ) JICA事務所の所在地( ブエノスアイレス市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

同配属先は、首都近郊にある日系移住地に所在し、1963年に日系人の相互扶助及び親睦を目的として設立された組織である。会員数約130家族で、近郊にある他の日系団体の中心的役割を担い、日本文化の普及にも貢献している。中でも、同配属先主催の盆踊りは、ラ・プラタ市の重要文化事業に指定されており、毎年約1万人以上のアルゼンチン人が参加する一大イベントとなっている。また、日系団体間の親睦を深めることを目的とした各種スポーツ大会(サッカー、野球、卓球等)も盛んである。2018年8月まで、前任となる「青少年活動」の短期ボランティア1名が活動中。その他、同日本人会へのボランティア派遣実績多数。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同任地は高知県移住者が多い地として知られ、現在、約40世帯の同県に縁のある日系家族が在住する。本案件の活動テーマとなるよさこい踊りは、同県系人を中心に毎年1月上旬に開催される上記盆踊り大会や敬老会などのイベントで披露されており、日本文化の一つとして日系子弟らに継承されている。よさこい踊りを、高知県系人だけでなく、日系人の相互扶助や日系団体間の交流活動はもとより、日本文化の一つとして、日系社会以外のアルゼンチン社会にも広く普及すべく現在、短期ボランティアがよさこい踊りの指導、普及を行っている。この成果として首都周辺地域のみならず地方の日系団体からも指導の要請が出される程、興味、関心が高まっている。そこで、この活動を継続すべく指導を得たいとして長期ボランティアの要請に至った。今後は同配属先を拠点に次世代を担う日系子弟を対象に指導する他、日系団体が擁する舞踊部での指導も期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

同任地の高知県系日系人らと協働し、以下の活動を行う。
1. 同配属先主催の各種イベントにおいて披露するよさこい踊りの指導を行う。
2. 同配属先を拠点に、要望のある各地の日本語学校や日系団体において、よさこい踊りを指導する。
3. よさこい踊りの他、特技を生かし、日本語学校に通う日系子弟らを対象に日本文化の紹介や指導を行う。
4. 同配属先が開催する各種イベントの開催に協力し、支援を行う。
また、上記盆踊り大会には非日系アルゼンチン人が多数参加するため、よさこい踊りをアルゼンチン社会に普及する絶好の機会となるため、同大会の実行支援も併せて行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

鳴子(約70セット)、衣装(実演者が手製の衣装を各自で製作)、コピー機、テレビ、DVD・CDプレーヤー、書道道具、オルガン等

4)配属先同僚及び活動対象者

日本語学校校長:女性/50代/高知県系人
よさこい踊り担当者:女性/20代/同校教師/高知県系人
同日本人会日本舞踊部責任者:女性3名(60代)
同舞踊部員:日系子弟約20名(主に10代女性)
※よさこい踊りの指導以外の時間帯は日本語学校において特技を活かした活動を行う予定。

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

[参考情報]:

 ・よさこい踊りを習得していること

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(0~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

日本文化に関する特技が一つ以上あると活動をスムーズに進められる。任地はウルキッサ移住地だが、居住地はバスで1時間程のラ・プラタ市内を想定。