2018年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(NJ30318B12)
募集終了

国名
アルゼンチン
職種コード 職種
G215 学芸員
年齢制限
TYPE-A
活動形態
日系
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2019/1 ・2019/2 ・2019/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

在亜日本人会

2)配属機関名(日本語)

在亜日本人会
日系社会

3)任地( ブエノスアイレス市 ) JICA事務所の所在地( ブエノスアイレス市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は日系移民者の相互扶助や親睦を促進することを目的として、1916年に設立された。現在は、ブエノス・アイレス市内に在住する日系人を主な加盟者とする日系団体となっている。現在の会員数は約250名。通称「ニッカイ」と呼ばれている同配属先の会館では、日本語クラスをはじめ、料理、編ぐるみ、座禅、柔道、剣道など多岐にわたる日本文化講座が開催されており、日系・非日系を問わず日本文化に関心がある現地の人々にとって、日本文化の発信拠点の一つとして重要な役割を果たしている。2017年11月まで、前任となる短期JICAボランティアが活動した。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当国には日系移民に関する移民資料館は存在せず、貴重な移民資料は、各地の日系団体や個人が所有するに留まっている。同配属先でも、数多くの資料を保有しているが、会議室の資料棚に保管されており、資料の詳細や点数は不明かつ保存状態も悪い。これらは、歴史的な資料として移民史研究や調査に多いに役立てられる価値があるものの、分類や整理が不十分なことから、その閲覧や検索を行うことは不可能な状態にある。これを受け、前任となる短期JICAボランティアが、学生ボランティアとともに所有する資料の整理・分類、修復・保存に係る作業、展示方法の助言等の活動を行った。なお現在、日系人の移民開始以来初めてとなる資料館を整備・開設する計画があり、引き続き同分野について専門的な知見を有する人材の支援を受けたいとして本要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先担当者及びボランティアらと協働し以下の活動を行う。
1. 配属先の書庫にある日系移民者に関する資料、写真、書籍の整理・分類作業を支援する。
2. 資料の整理や展示手法、保存手法に関する助言・提案を行う。
3. 資料のデジタル・アーカイブ作業に関する支援と助言を行う。
4. 配属先が企画・開催する資料展示に関して支援を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

執務スペース、スキャナー、DVDプレーヤー、Adobe Photoshop(CS5)

4)配属先同僚及び活動対象者

資料館担当者(同会役員):日系女性(50代/国立ラ・プラタ大学教授)
大学生ボランティア3~4名:男女(20代)
事務局事務員:女性(40代)

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(学芸員)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

[参考情報]:

 ・日系社会に関し一定の知識と関心を有する者

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(0~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

日系移民史に関心を持つ人物が望ましい。資料館担当者は日本語が可能だが、資料は主にスペイン語、また、協働する学生ボランティアはスペイン語のみ可能となる。マンパワーの活動も多い。