【配属機関概要】

3）任地（ コルドバ州コルドバ市 ） JICA事務所の所在地（ ブエノスアイレス市 ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 飛行機 で 約 1.5 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

配属先はコルドバ在住の日系人の相互扶助及び親善のために1932年に創立された組織である。現在の加盟世帯数は約450世帯で、日本語教育のためのコルドバ日本語学園を運営する他、書道、エイサー、太鼓等に関する講座等も開設し、日系子弟のみならずアルゼンチン社会における日本文化普及を目指した活動を行っている。また、市内の郊外にはイベント会場、庭園を備えた施設の他、運動場(約45,000平方メートル)を所有しており、同運動場で「盆踊り大会」を開催する等、地域社会に開かれた日本人会の運営を図っている。これまでに日本語教育、文化に関する日系社会ボランティアが複数名派遣された実績を有する。

【要請概要】

1）要請理由・背景

現在、同配属先では日系子弟のみならず、アルゼンチン人を対象にした日本語クラスの他、日本文化に関連する文化講座(書道、墨絵、沖縄エイサー、太鼓等)を開設している他、2018年は日亜修好120周年を記念してコルドバ市で日本とアルゼンチンの伝統音楽を披露する音楽祭を開催する等、日亜の交流にも寄与している。今後、更なる日本文化の普及を図るために、新規の日本文化講座の開設を計画しており、関係者からの要望等を聴取した結果、日本の伝統文化と言える手工芸等の技術の取得に高い関心が寄せられた。ニーズに応えるべく週に1回程度ではなく、週4～5回程度受講できる手工芸クラスを開設する方向で調整している。しかしながら、現在、趣味程度で指導できる関係者はいるものの同分野の専門性を有した人材がおらず、専門性を有した方からの指導を得たいとして本要請に至った。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

コルドバ日本語学園での文化講座に関し以下の活動を行う。
(ボランティア自身が得意とする手工芸分野の指導を希望)

1.日本の伝統文化と言われる手工芸(刺繍、染色、人形作り等)の指導を行う。
2.簡単なマニュアルテキストの作成等を行う。
3.製作品の展示会等の企画、運営等を行う。
4.同配属先が企画・運営する各種日本文化イベントに協力し、同地における日本文化の普及活動を支援する。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

指導するために必要な材料等は日本人会で準備。日本人会館の中の教室を利用。

4）配属先同僚及び活動対象者

配属先代表者:男性、40代(日系2世)
同理事会関係者:男性 5名(日系1世～3世)30代～80代
婦人部:10～20名程度(30代～60代)※クラスの開催によって人数の変動有

【資格条件等】

[参考情報]：

　・自身の得意とする手工芸指導ができる方

【地域概況】

【特記事項】