要請番号(NJ30916B16)
募集終了
4代目
・2017/1 ・2017/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
ロライマ日伯協会
2)配属機関名(日本語)
ロライマ日伯協会
日系社会
3)任地( ロライマ州ボアビスタ市 ) JICA事務所の所在地( サンパウロ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 6.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ガイアナ国との国境、当国最北部ロライマ州に位置する2008年に発足した比較的若い日系団体である。会員数は40家族であるが、同州には約100家族の日系人が居住しているとみられている。団体の目的は日本文化の紹介と普及であり、現在では日本語学校、運動会や七夕などのイベント、折り紙や風呂敷のワークショップ等を行っている。配属先は施設を設置しておらず、日本語学校はじめワークショップなどはロライマ日伯文化学院を通じて実施している。なお、ボアビスタ市からの寄付により土地は確保できたものの配属先施設の建設には至っていない。年間予算約1万6千米ドル。これまで日系日本語学校教師NJV2名の派遣実績がある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ロライマ州は日系人や移住者が少なく、ブラジル国内でもまだ日本語や日本文化が浸透していない地域と言える。配属先では施設(事務所)の設置がない状況ではあるが、私立ロライメンセ大学内にて「ロライマ日伯文化学院」を運営し、日本語学校や日本文化紹介とその普及を行ってきている。配属先会員の日本文化普及への取り組みと3代のNJV派遣により、日本語学習者のレベル向上、日本文化活動による地域での日本の認知度・関心度向上に貢献した。前任者はこうした日本語教育や日本文化の他、配属先として実施している老人ホーム訪問にも協力した。このようにNJV活動の成果は出てきているものの、配属先の組織体制は脆弱ともいえ、かつ前述の通り日本文化が浸透していない地域でもあるため、現地教師の育成、日本文化の紹介など、JICAボランティアによる継続した協力が強く求められている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
現地教師とともに以下の活動を行う。
1.私立ロライメンセ大学内に設置された「ロライマ日伯文化学院」にて、一日本語教師として日本語の授業を行う。
※学習者はポルトガル語を母語とする者がほとんどであり、レベルは初級。日本語に接するのは日本語学校だけ、という学習者も少なくない。ポルトガル語を介した授業が必要である。
2.現地教師に対し日本語教育に関する助言を行う。
3.日本文化の紹介を行う。(何でも構わない。定期的に開催されているものはない。)
4.配属先の実施する各種活動やイベント(運動会、七夕祭り、忘年会、カラオケ、日本週間など)に協力する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
私立ロライメンセ大学内の1教室、ラップトップPC、プリンター、CDプレイヤーなど
4)配属先同僚及び活動対象者
・会長:女性、日系
・配属先役員:18名、ほとんどが日系、日本語話者は少ない。
・現地教師:①男性、医学部学生、ブラジル人、日本語能力試験3級、前任NJVからの指導をうけていた、経験約6年 ②女性、日系、子どもへの指導のみ
・日本語学習者:約45名、6歳~40歳。ほとんどが初級クラス
5)活動使用言語
ポルトガル語
6)生活使用言語
ポルトガル語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(日本語教授法)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(25~35 ℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)