【配属機関概要】

3）任地（ サンパウロ州サントス市 ） JICA事務所の所在地（ サンパウロ ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ バス で 約 2.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

サントス日本人会は1952年に創立され、280家族が会員となっている。日本語学校運営のほか、移民の日の法要、原爆追悼祈念、日系福祉団体支援等を実施している。第二次世界大戦中に接収されていたサントス日本人会所有の旧日本語学校が2006年に連邦政府より返還され、領事館の草の根文化無償資金供与により日本語学校を備えた日本文化センターに改修された。2008年に再開された日本語学校には現在4代目のNJVが派遣されている。年間事業予算は約4万米ドル。

【要請概要】

1）要請理由・背景

これまで派遣されたNJVの協力効果により、2008年の再開から日本語学校の生徒の数は増加の一途をたどり現在は100名前後になっているが、先生の入れ替わりは頻繁で、学校としての体制確立にはまだ不安が残るため、引き続きNJVの要請に至った。また、日本語離れが顕著な子どもや若い世代を日系社会へ惹きつける、そして、地域日系社会全体が日本のよき習慣・文化を大切に守り続けるための活動が期待されている。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

現地教師と協力しながら主に以下の活動を行う
1.日本語の授業を行い、クラス編成や使用教材選択のための支援をする。(入門～上級レベル)
2.サントス日本人会の書庫整理。
3.日本文化(折り紙、書道、生け花、音楽、料理、着付け、マンガなどの中からできるもの)を授業や行事の中で紹介する。
4.学校行事(日本文化祭、運動会、お話し大会、日本語能力試験等)や地域のイベントなどにも協力する。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

施設は教室4つ、教員室、図書館、多目的ホール、調理場を所有。機材はパソコン、ファクス、プロジェクター、カラオケセットなど。教材は『プログレッシブ1～6』『みんなのにほんご』他オリジナルの副教材を使用。

4）配属先同僚及び活動対象者

現地教師3名
・日系人女性2名(教師歴8年・4年)
・日系人男性1名(4世･日本語上級レベル・教師歴1年)
学習者数約100名(6～76歳、約4割が日系)

【資格条件等】

【地域概況】

【特記事項】