【配属機関概要】

3）任地（ マットグロッソドスール州ドウラードス市 ） JICA事務所の所在地（ サンパウロ ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ バス で 約 4.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

日本人会11支部から構成される連合会で、年間事業予算約6万米ドル。婦人会、青年会、老人会、スポーツ部、農事部、日本語普及部の各部が、料理教室、俳句会、運動会、農業研修会、お話発表会などの活動、行事の開催を行っている。日本語モデル校では教師研修会や日本語能力試験が実施され、日系社会ボランティアはNSV・NJV合わせて17名の受入実績がある。現在、日系日本語学校教師NJV、青少年活動NJVが各一名派遣されている。年間予算は3.6万米ドル。

【要請概要】

1）要請理由・背景

ドウラードス日本語モデル校では、日本語教育・情操教育を通した心豊かな人間形成・人材育成を目標に掲げ、日本語教育のみならず様々な課外活動(踊り・歌・太鼓・図画工作・折り紙など)を行っている。歴代のNSV、NJV(日系日本語学校教師)の活動を通じ、日本語学校がなかった地域にも開校の気運が高まり、それを受けて現在はモデル校配属の日系日本語学校教師NJVと青少年活動NJVが傘下の学校を巡回し、継承を目的とした日本語教育や日本文化紹介(主に図工、音楽、踊り等)を行っている。本案件は、青少年活動NJVの後任の位置づけであるが、日本語指導を主としながら本人の得意分野を生かした日本文化の紹介に期待する形で要請が挙げられた。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

連合会傘下の日本語学校や日本人会を巡回し、以下の活動を支援する。
1.日本語指導(初級レベル)
2.日本文化(書道や茶道、着付け、華道等)に関する初歩的な授業の企画、実施
3.節分、ひな祭り、七夕等、日本の伝統行事の紹介
4.連合会・各支部の各種行事(日本祭りや運動会等)での、子ども・婦人会他によるイベントの練習、準備、実施

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

モデル校: PC、日本語教材、和太鼓、リコーダー等
各支部学校:リコーダー、和太鼓など(学校による)、使用教材「まるごと」「こどものにほんご」「にほんごチャレンジ」等

4）配属先同僚及び活動対象者

モデル校 校長(女性、教師歴40年以上)、他教師4名、
巡回先は現在6カ所の日本人会、学習者数は3～15人程度、幼児から成人クラスまで
巡回先に教員は不在、保護者や日本からの帰国子女が教員補助を行っているところもある

【資格条件等】

【地域概況】

【特記事項】

巡回型の派遣であり、一日の移動距離が100kmを超えることもあり体力が必要。