要請番号(NJ30916B41)
募集終了
3代目
・2017/1 ・2017/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
ブラジル日本文化福祉協会
2)配属機関名(日本語)
ブラジル日本移民史料館
日系社会
3)任地( サンパウロ州サンパウロ市 ) JICA事務所の所在地( サンパウロ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ブラジル日本文化福祉協会(文協)は在ブラジル日系社会の中心的機関であり、また、地方の日系団体をも統合している。活動は主にボランティア会員により営まれており、32の専門委員会が日本文化の普及、移民史料の保存・研究、各種交流を中心に、様々な年間事業や日本の伝統行事の実施、要人受入、文化施設(移民史料館、日本館、図書館、国士舘大学スポーツセンター)の運営管理などにあたっている。年間事業予算:約140万米ドル。
移民史料館では日本人移住者の姿を伝える貴重な史料が展示され、移住者の歴史を一目で見ることが出来る。過去にも司書・学芸員のJICAボランティアが派遣されている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ブラジル日本移民史料館は、日本人移住者が海外で建設した最初の博物館として1978年に完成した。展示面積は約1600㎡。ブラジルに渡った日本移民の記録を保存し、後世にその歴史を伝えながら、ブラジル社会に普及するという使命のもと、文協が運営管理している。近年、最新式の収蔵庫も設営された。しかし、経済的に専門分野の人材を雇う余裕が無く、主婦や定年退職者のボランティアに頼ってデジタル化作業や整理整頓を行っている状況である。また、大学生を実習生として契約しているが、高い日本語能力が要求される業務もあり、日本人の支援が必要となっている。そのため、学芸員の資格と実務経験を有するJICAボランティアが要請された。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.史料の整理に5Sを導入する。
2.分類、カタログ、保存、収納の方法に対する助言。
3.収蔵品の展示に関する助言。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
パソコン、カメラ、スキャナー、スライド式収蔵庫 等
4)配属先同僚及び活動対象者
事務局長:40代の日系3世 大学夜間部在学中
事務、来館者応対:50代の日系2世女性
史料、収蔵品の写真撮影担当:60代の日本人男性
修理、整理担当:70代の日本人男性
5)活動使用言語
ポルトガル語
6)生活使用言語
ポルトガル語(日本語)
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(学芸員)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:業務に必要である
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(西岸海洋性気候) 気温:(5-35℃位)
[通信]:(インターネット可 通話可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)