2016年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(NJ30916B52)
募集終了

国名
ブラジル
職種コード 職種
G130 柔道
年齢制限
活動形態
日系
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/1 ・2017/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

バストス日系文化体育協会

2)配属機関名(日本語)

バストス柔道協会
日系社会

3)任地( サンパウロ州バストス市 ) JICA事務所の所在地( サンパウロ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 5.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

バストス日系文化体育協会は1928年に入植が始まった歴史のある日系コミュニティーの日系団体であり、会員数約4千名、日本語学校の運営をはじめ太鼓などの日本文化や野球、柔道などのスポーツ活動を支援している。配属先であるバストス柔道協会は1951年に設立され、当国の柔道連盟に加盟し、国際レベルの選手も輩出している。サンパウロ州内でも有数の柔道場であり、青少年から成人まで約150名が練習に励む。道場は約3百畳、5つの公式試合場を設けることができ、宿泊施設もある。1月の暑中稽古、7月の寒中稽古には国内から3百名近くが参加し、バストス市からの助成を受けた青少年への柔道指導プロジェクトも実施している。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ブラジルの柔道は日本人、日系人がもたらしたスポーツとして認識されており、指導者にも日系人が多く存在する。このような背景もあり、柔道の技だけでなく、柔道の心や精神面、礼儀などの指導を重視している道場も多く、配属先も代表的な道場の一つである。現在のブラジル柔道のレベルは高く、2016年リオオリンピック・パラリンピックも開催され、更なる選手強化と柔道の心と精神面の指導が求められている。配属先では柔道を通した健全な青少年育成にも貢献したいとして、しつけや礼儀の指導にも力を入れている。将来を担う青少年が柔道を学ぶことにより人間としても成長し、特に地域社会の発展に貢献できる人材づくりをめざし、地域の学校での柔道PRなども計画している。柔道の発祥国である『日本』から派遣された柔道指導者としての活動が期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先の指導者として
1.柔道の基本技術を中心に指導する。 2.個々の選手に応じ、競技レベルの向上を目指した指導を行う。
3.練習を通じ、柔道の精神を伝える。 4.任地周辺の道場への巡回指導を行う。
※練習は月曜~土曜、①9時~10時30分、13時30分~15時、柔道プロジェクト、②15時15時~19時30分、(ストレッチなど体力づくりの運動も含む、12歳以下は18時まで)、③月曜、水曜、金曜、19時~20時に成人中級者、④毎水曜日にミーティング(大会出場者の話を聞くなど)

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

配属先建物(3,000平米に柔道場、ウエイトルーム、宿泊施設、厨房など)

4)配属先同僚及び活動対象者

・協会長(道場主):男性、日系一世、70代、柔道7段、現役指導中、2度の国内大会優勝
・常勤指導者:男性2名、20代、ブラジル人、指導経験6年、州大会での上位入賞経験
・指導対象者:約150名、5~40代、大半がブラジル人、初心者(白帯)から茶帯(3級~1級)

5)活動使用言語

ポルトガル語(日本語)

6)生活使用言語

ポルトガル語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(男性) 備考:指導対象者の大半が男性のため

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(競技経験)5年以上 備考:活動上必要なため

[参考情報]:

 ・柔道3段以上

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(5~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】