2017年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(NJ30917A19)
募集終了

国名
ブラジル
職種コード 職種
G130 柔道
年齢制限
活動形態
日系
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/3 ・2018/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

サンジョゼドスカンポス文化協会

2)配属機関名(日本語)

青少年スポーツセンター
日系社会

3)任地( サンパウロ州サンジョゼドスカンポス市 ) JICA事務所の所在地( サンパウロ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

サンジョゼドスカンポス文化協会は1971年に設立され、主に運動会やスポーツを通じた地域日系人の親睦、文化支援などを行っている日系団体である。同市では柔道の普及が1950年代から始まり、1974年に市役所に柔道クラブが発足したことが柔道発展の契機となった。いち早く学校での柔道普及プロジェクトがはじまり、現在では56校でクラブ活動として柔道が行われている。現在では市が運営する28か所の柔道場にて約1500人が練習に励み、学校やクラブでの競技人口が約2000人、市の競技人口は合計3500人を数え、オリンピアンをはじめ国際クラスの選手を多く輩出する市である。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ブラジルの柔道は日本人、日系人がもたらしたスポーツとして認識されており、指導者にも日系人が多く存在する。このような背景もあり、柔道の技だけでなく、柔道の心や精神面、礼儀などを重視している道場や指導者も多い。前項の通り、同市役所に柔道クラブが開設され、メンバーの言葉遣いや行動に変化が見られたことにより、柔道の精神から正義感や礼儀を学ぶことができるとして学校でのプロジェクトが始まった経緯もあり、同市では柔道が人間形成に重要な役割を果たすスポーツと考えられている。現在のブラジル柔道のレベルは高く、2016年リオオリンピック・パラリンピックも開催され、更なる選手強化と柔道の心と精神面の指導が求められている。配属先をはじめ市内の柔道クラブではしつけや礼儀の指導にも力を入れている。柔道の発祥国である『日本』から派遣された柔道指導者として、市内道場や学校クラブでの活動が期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先である青少年スポーツセンターを拠点に、学校クラブでも以下の活動を行う。
※市が運営する28道場には約80人が中級レベル、約30人が有段者。学校でのクラブ活動指導者25名、初段から3段の体育大学出身者。
1.学校クラブでは、指導者とともに主に初心者へ柔道の基本技を直接指導し、練習を通した正義感や礼儀を身に着けさせることを心掛ける。※ポルトガル語での指導は必須
2.スポーツセンターでの競技レベル向上を目指した指導を行う。(主な指導対象:初級チーム60選手、コーチ3名、メインチーム30名、コーチ2名)

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

柔道場、青少年スポーツセンターは柔道場をはじめ体育館、プール、ダンススタジオなどをもつスポーツ複合施設である)

4)配属先同僚及び活動対象者

・文化協会会長:男性、日系二世、50代
・市の柔道責任者:男性、日系一世、70代、柔道8段、元市スポーツ局長
・市の柔道担当者/ヘッドコーチ:男性2名、日系人とブラジル人、有段者
コーチ、男性2名、日系人とブラジル人、有段者

5)活動使用言語

ポルトガル語

6)生活使用言語

ポルトガル語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(男性) 備考:指導者のほとんどが男性のため

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(競技経験)5年以上 備考:指導者への支援が必要なため

[参考情報]:

 ・柔道3段以上

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(5~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】