【配属機関概要】

3）任地（ パラー州トメアスー市 ） JICA事務所の所在地（ サンパウロ市 ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 飛行機 で 約 7.5 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

トメアスー文化農業振興協会は日本文化の普及・継承、小農家への農業普及活動に尽力し、警察と連携した防犯対策も行っている。教育にも力を入れており、幼稚園、小中学校(トメアスー日系学校)及び日本語学校(トメアスー日本語学校)を運営している。また、婦人部、緑の会(老人会)、野球部などを有し、移民史料館も運営している。年間事業予算約53万米ドル。日本語学校には日系社会シニア・ボランティア(NSV)及び日系社会青年ボランティア(NJV)の受け入れ実績があり(計11名)、小中学校には小学校教育(現職教員)NJVの3代目が2017年7月に派遣される(2019年3月まで活動予定)。

【要請概要】

1）要請理由・背景

ブラジル北部の日本人入植地としては最も歴史が古いトメアスーでは、日系社会・地域社会の活性化とスポーツを通じた青少年の健全育成のため、昔から日系人を中心に野球が盛んに行われてきた。日曜日には野球場に家族で集まり野球・ソフトボールを練習し、昼食は食材を持ち寄り野外料理を楽しむといった交流の場にもなっている。近年では女子ソフトボール部が結成されたが、指導者不足の課題を抱えている。また初代青少年活動職種のNJVと配属先役員でプロジェクトを立ち上げたが、野球人口がまだ少ないことが目下の課題となっており、2代目NJVには既存選手の育成及び初心者への指導による野球人口の増加が期待されている。そのため、主に野球・ソフトボールの指導ができる2代目のNJVが要請された。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

1.配属先野球部の既存選手への技術、ルール、礼儀、トレーニング方法等についての指導を行う。
2.トメアスー市内の学校の児童・生徒を主な対象に初心者への技術指導を行う。
3.可能であれば女子ソフトボールの指導も行う。
4.協会や野球部の行事・イベントに参加・協力する。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

野球場、グローブ(20)、ボール(50)、バット(10)、プロテクター(2)、ヘルメット(5)

4）配属先同僚及び活動対象者

事務局長:1名(日系2世)
コーディネーター:2名(日系2世)、会計:1名(日系2世)、グランド整備:1名(日系3世)
野球部員:約30名(5-12歳)、約20名(13-16歳)、約20名(17-18歳)、約20名(成人)
女子ソフトボール部員:約30名(13歳-成人)

【資格条件等】

[参考情報]：

　・ソフトボール競技又は指導経験(年数不問)

【地域概況】

【特記事項】

配属先使用言語は日本語、活動対象者はポルトガル語を使用。