要請番号(NJ30917B19)
募集終了
2代目
・2018/1 ・2018/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
サルト日伯協会
2)配属機関名(日本語)
サルト日本語学校
日系社会
3)任地( サンパウロ州サルト市 ) JICA事務所の所在地( サンパウロ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
2011年に創立されたばかりの、新しい日系協会である。約200家族の日系人が会員となっているが、会費は徴収せず、ボランティアや寄付、イベントでの売上金等で運営されている。都市にある協会のため、会員は会社員、技師、医師、商店主などが主体となっている。また、近隣都市に日系企業が多く進出しており、その労働者の居住地域のひとつになっている。日系人の親睦と日本文化の継承を目的として、定期的に踊りの会を実施している他、ゲートボール、料理の会、焼きそば会等も実施している。現在、日本語教育の日系社会青年ボランティア(NJV)(2018年6月まで)が活動中である。年間事業予算約1万米ドル。
【要請概要】
1)要請理由・背景
日本語学校では日本人教師と日系3世の教師2名が指導しているが、開校以前に日本語を教えた経験は無く、教授法などを学んだことも無い。現在でも試行錯誤しながら授業を行っている状態である。サンパウロ州北西地区の日本語教師勉強会に参加することもあるが、日々の業務において更なるレベルアップを図りたいと、日系社会青年ボランティア(NJV)が要請されている。日本語教授法を習得したNJVから学びたいという熱意は高く、特に複式の授業法への指導が期待されている。日本文化(習字・そろばん・折り紙等)も授業に取り入れているため、ボランティアが得意とする日本文化の紹介も望まれている。また、現在活動中のNJV(2018年6月まで)が近隣公立学校を巡回し、日本語・日本文化紹介・歌の指導等を行っており、好評を得ていることから、継続した支援が求められている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.生徒へ直接授業を行う(複式学級)。
成人向け授業(月・火・木曜日の19-21時頃) 中高生向け授業(土曜日の9-13時)
2.近隣の学校へ日本語・日本文化紹介・歌の指導等を行う。
月曜日の8-11時・13-16時、水曜日の8-11時
3.現地教師へ日本語指導法に係る支援を行う。
4.ボランティアが得意とする日本文化(習字・そろばん・折り紙・音楽・踊り等)の紹介を行う。
5.協会が実施する各行事(日本祭り、盆踊り等)に協力する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
コンピューター、プリンター、テレビ、DVDプレーヤー、インターネット、日本語教材『みんなの日本語』等
4)配属先同僚及び活動対象者
同僚教師:2名(経験6年の日本人女性50歳、経験6年の日系男性33歳)
指導対象:日本語学校生徒25名(12-72歳、非日系6割、日系企業社員・初心者が多い)
近隣学校生徒約50名(6-15歳、公立学校:25名、私立学校:25名)
5)活動使用言語
ポルトガル語
6)生活使用言語
ポルトガル語(日本語)
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(日本語教育に関する資格)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:教師への指導が求められているため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(5~35℃位)
[通信]:(インターネット可 通話可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)