【配属機関概要】

3）任地（ サンパウロ州レジストロ市 ） JICA事務所の所在地（ サンパウロ市 ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ ﾊﾞｽ で 約 3.5 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

連盟にはサンパウロ州の南西部に位置する25の日系団体、4300家族が会員となり、日本語教育や文化活動、各種スポーツの活動を実施している。レジストロ文化体育協会はスポーツと社交のためのクラブであり、会員数は約1200名、約3割が日系人である。協会の拠点は2か所あり、野球やサッカーのグラウンド、バレーボール等のコート、プール、体育館を有する5ヘクタールの敷地と、市中心部にカラオケやコスプレショー等のためのイベントスペースがある。卓球部の活動は後者で行われている。卓球部の年間予算約1万米ドル。連盟には日本語教育のNSV(日系社会シニア・ボランティア)が代々派遣されている。

【要請概要】

1）要請理由・背景

約40名の卓球部員が、現在週5日(月-金、子どもは10-11時と14-17時、成人は19-21時)の練習に参加しており、指導者1名と補助3名が交替で指導にあたっているが、日本の卓球技術や指導方法を取り入れることによる全体のレベルアップを目的としてボランティアが要請された。また、卓球部員のほとんどが日系人であることから、卓球の指導においても挨拶や礼儀作法など日本的なしつけ教育を取り入れることが期待されている。なお、連盟傘下には配属先のレジストロの他に6チーム(選手は計80名程度)が所属しており、要請に応じて協力が求められる。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

1.同僚の指導者とともに卓球部員に対し、卓球の指導を行う。
2.挨拶や礼儀作法など日本的なしつけ教育を取り入れる。
3.連盟傘下の他市の日系団体に対しても、要請に応じて卓球指導に協力する。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

卓球台30台、ボール、ラケット、球出しロボット

4）配属先同僚及び活動対象者

卓球部部長 40代男性 ブラジル卓球連盟、国際卓球連盟認定の一級指導者
指導補助3名(20代、40代、50代いずれも男性)
配属先の卓球部員は40名、7-75歳(16歳以下が8割)
部員のレベルは様々だが、団体として日系社会大会(50団体参加)では10位以内

【資格条件等】

【地域概況】

【特記事項】