【配属機関概要】

3）任地（ ペルナンブコ州レシフェ市 ） JICA事務所の所在地（ サンパウロ市 ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 飛行機 で 約 3.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

同協会は会員数130名(うち日系は127名)を有し、日本語学校にて日本語教育を実施する他、文化(太鼓・盆踊り・生け花会・折り紙・手毬)、スポーツ(サッカー・ゲートボール)の活動を展開している。主な行事としては新年会、忘年会、敬老会、運動会、文化や料理の紹介イベント、地域の日本祭りが挙げられる。現在は青少年活動職種の日系社会青年ボランティア(以下NJV)を派遣している。年間事業予算は約3.9万米ドル。

【要請概要】

1）要請理由・背景

レシフェ文化協会は日系子弟を中心に日本語教育や文化活動を行っており、会館内にある日本語学校校舎は複数教室が有り空調設備も完備されている。世代交代に伴う日本語および文化への関心低減と言った問題、また近代の日本の文化や習慣を伝えるべく新しく青少年活動のNJVが活動中であり、若い世代の日系人に日本文化への関心を高め、継承していくことが期待されている。また、学校には日本語や日本文化に大きな関心を持つ非日系生徒も多く、より日本語教育に特化した需要に応えるべく、本要請がなされた。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

1.協会敷地内の本校、市中心部の分校にて、主に成人向け日本語授業を支援。
2.日本文化紹介(太鼓、書道、漫画/アニメ、折り紙、華道、茶道、盆踊り等からボランティアの得意とするもの)。
3.現地教師、協会関係者等に現代の日本文化(ポップカルチャー等)や習慣を、セミナー等で伝える。
4.社会福祉施設(低所得層の児童・青少年対象)にて、日本語及び日本文化を講演会・ワークショップにて紹介。
5.協会主催行事に参加・協力する。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

白板、プリンター、コピー機、視聴覚教材[テレビ・ビデオ・ビデオカメラ]、各種教材(主に『まるごと』を使用)

4）配属先同僚及び活動対象者

同僚教師:
日系女性3名(教師歴15年・70代、教師歴10年・40代、教師歴5年・30代)
学習者:52名(6歳-成人:年少者7名、成人40名)、初級-日本語能力試験N3程度

【資格条件等】

【地域概況】

【特記事項】

社会福祉施設の授業は小中学生世代の非日系の児童向けの授業となるため、外国語としての児童向けの指導やワークショップを行った経験があるとなお可。