【配属機関概要】

3）任地（ サンパウロ州イビウナ市 ） JICA事務所の所在地（ サンパウロ市 ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ ﾊﾞｽ で 約 2.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

イビウナ文化体育協会は1948年設立。会員数は約370人(約85%が日系人)。年間予算は約18万米ドル。イビウナ市の日系社会を代表する機関であり、日本語学校の運営、スポーツ・文化活動(野球・陸上・バレーボール・和太鼓・カラオケ・華道・日本舞踊等)、伝統行事(運動会・盆踊り・夕食会等)の運営等を行っている。同協会に属す組織として、青年会・壮年会・老壮クラブ・婦人会があり、各会の活動を通して会員間の親睦を深めている。これまでに日系社会青年ボランティアを6名(日系日本語学校教師4名、体育2名)、日系社会シニア・ボランティアを3名(日系日本語学校教師)を派遣した実績がある。

【要請概要】

1）要請理由・背景

配属機関の現地教師の日本語能力及び指導力は低くはないが、日常生活の言語は完全にポルトガル語であり、生徒も同様である。その為、日本語学校内でも日本語使用機会・頻度が年々減っている状況。日本から教師を派遣する事により、現地教師及び生徒が日本語に親しむ機会が増え、日本語習得に対する目的意識も向上し、更には日本の文化・伝統への関心にも繋がる為、日系社会青年ボランティアが要請された。ボランティアは日本語教師として活動するが、配属機関はボランティアに対し、日本の良いところ・素晴らしさを現地教師・生徒・会員・地域社会に広めて欲しいと考えている。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

1.日本語学校での日本語の授業及び、日本文化・体育・音楽・絵画等、ボランティアの得意な分野での情操教育の授業(月-金、10コマ/週、60-90分/コマ)
2.現地教師への協力・助言
3.日本語学校連合会の会合への参加、地域・配属先主催の行事への参加・協力(土日祝、1-2回/月)

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

教室3室、図書室、ノートPC、CDプレーヤー、習字道具、和太鼓、日本語教材『みんなの日本語』『かんじだいすき』『日本語能力試験公式問題集』参考書『日本語文型辞典』他

4）配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:現地教師3名(30-50代女性、教師経験2年以上、1名は旧日本語能力試験1級)
活動対象者:生徒30名(日系比率90%以上、3-15歳、日本語初級-N4程度)

【資格条件等】

【地域概況】

【特記事項】