【配属機関概要】

3）任地（ パラナ州ロンドリーナ市 ） JICA事務所の所在地（ サンパウロ市 ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 飛行機 で 約 1.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

配属機関は40以上の支部を持つブラジル沖縄県人会のロンドリーナ支部。1955年に琉球文化の継承・保存を目的に設立され、現在の会員数は約150家族。年間予算は約3万米ドル。琉球舞踊・太鼓・三味線・室内サッカー・バレーボール・ゲートボール等の活動の他、沖縄祭りの開催や名護市・名桜大学等との国際交流も実施している。2017年度にはブラジル沖縄県人会本部に配属の日系社会シニア・ボランティア(文化)が数回琉球舞踊の巡回指導にあたった。

【要請概要】

1）要請理由・背景

配属機関は今後も琉球文化を継承・保存していくため若者世代の活動強化に取組んでおり、2018年2月には青年を中心に20数名の琉球舞踊グループを結成し定期的に活動している。しかしながら、十分な技術を持つ指導者が不在である上、約560km離れているサンパウロのブラジル沖縄県人会本部からの定期的な指導者の派遣も難しい状況。ロンドリーナ市では県人会内外のイベントで琉球舞踊を披露する機会が豊富にあり、配属先はロンドリーナ支部の会員のみでレベルの高い舞踊を披露し、会の更なる活性化につなげる事を望んでおり、琉球舞踊を指導できるJICA日系社会ボランティアの要請があった。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

1. ロンドリーナ沖縄県人会琉球舞踊グループ(青年中心約25名)への指導(3日/週程度)
2. ホランジア市(ロンドリーナ市から25km)琉球舞踊グループ(50-75歳、約20名)への巡回指導(1日/週)
3. パラナ州外の都市(カンポグランデ市/プレジデンテプルデンテ市)への巡回指導(不定期)
4. 可能であれば、ロンドリーナ沖縄県人会での沖縄方言(ウチナーグチ)の紹介・指導(生徒数約30名、1日/週程度)

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

会館(舞台・控室・音響・テーブル・椅子・テレビ付/300人収容)、室内運動場(700名収容)、三味線、衣装等

4）配属先同僚及び活動対象者

配属先: 会長(男性)、琉球舞踊グループリーダー(カウンターパート/30代女性/日本語可/琉球舞踊基礎レベル)、他
活動対象者: ロンドリーナ沖縄県人会琉球舞踊グループ(子供から成人まで25名)、ホランジア市琉球舞踊グループ(50-75歳20名)、他

【資格条件等】

[参考情報]：

　・琉球舞踊(古典舞踊)に関する資格

【地域概況】

【特記事項】