要請番号(NJ30918B21)
募集終了
・2019/1 ・2019/2 ・2019/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
社会福祉法人こどものその
2)配属機関名(日本語)
社会福祉法人こどものその
日系社会
3)任地( サンパウロ州サンパウロ市 ) JICA事務所の所在地( サンパウロ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
1958年に創立された日系関連団体初の知的障害児入所施設で、サンパウロ市の中心から東に約20kmに位置している。施設は隣り合った2か所に分かれており、本部、女子寮、陶芸室等を有するセクターと、男子寮からなるセクターがある。現在の入所者が男女合わせて約70名で、障害の程度の区別なく受け入れている(現在は知的障害者のみ)。職員数は約25名で、生活支援のほか、音楽療法、陶芸、手芸などの作業療法を行っている。JICAはこれまでソーシャルワーカー等の日系社会シニア・ボランティア(NSV)を6名派遣した実績がある。年間事業予算約124万米ドル。
【要請概要】
1)要請理由・背景
「こどものその」の名称にもかかわらず入所者の高齢化問題が顕著になってきている。高齢化とともにケアの内容も変化しているが、職員も長期間にわたり入所者をケアしているため、その変化に気づきにくい状況にある。作業療法の面でも、入所者個々の得意分野や集団活動の可・不可は異なり、各自のニーズを見極めた最適なアクティビティを実施することが理想であるが、常勤の作業療法士がおらず、現状では十分とは言えない。また配属先には日本の最新の作業療法を取り入れたいとの希望もあり、本要請が提出された。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
現場スタッフとの協力のもと、以下の活動を行う
1.現状の観察や分析をもとに、既存の作業療法の改善案や新しい作業療法活動を提案・導入する
2.入所者の生活全般を支援する(起床から食事、パーソナルケア、入浴、理学および作業療法、就寝まで)
※現在実施中の主な作業療法活動:手工芸、刺繍、絵画、紙細工、製本、音楽レクリエーション、フィットネス、カラオケ、野菜作り、ガーデニング、陶芸
※入所者の多くは中高年で、個々の状態によりできるタスクは異なる
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
レクリエーション用スペース(屋内外)、各種道具、音響・映像機器等
4)配属先同僚及び活動対象者
理事長(男性、日系)
心理士1名、教育担当1名、言語聴覚士1名、看護師2名、一般職員20名(うち、一部のスタッフは日本語対応可) ※作業療法士は不在
入居者71名(男性44名、女性27名、20代から80代で平均は50-60代)
5)活動使用言語
ポルトガル語
6)生活使用言語
ポルトガル語(日本語)
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(作業療法士)
(
)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:活動上必要なため
[参考情報]:
・知的障害者施設での実務経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(5~35℃位)
[通信]:(インターネット可 通話可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)