2018年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(NJ30918B22)
募集終了

国名
ブラジル
職種コード 職種
I104 高齢者介護
年齢制限
TYPE-A
活動形態
日系
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2019/1 ・2019/2 ・2019/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

デイセンターAFAI

2)配属機関名(日本語)

デイセンターAFAI
日系社会 NGO

3)任地( サンパウロ州サンパウロ市 ) JICA事務所の所在地( サンパウロ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

AFAIは、軽度の認知症を患う高齢者が日中を過ごすためのデイセンター施設で、高齢者の家族らによって2005年に設立されたNGOである。1日の最大受入人数は20名で、高齢者が平日の日中を体操や脳トレ、趣味のアクティビティをしながら集団で過ごし、栄養士が監修した食事の提供も受けている。常勤は施設長と事務局員、調理担当者、介護ヘルパー等で、その他に登録ボランティアが不定期に来所し、日々のアクティビティを支えている。施設は日系人が多く住む地域にあるため、通所登録者30名のうち8割は日系人で、1世が多く通っている。年間予算は10万米ドル。これまでにJICAボランティアの派遣実績はない。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ブラジルでも近年、高齢者の割合や認知症患者が増加しているが、公的な支援制度は十分整っておらず、認知症を発症した高齢者を持つ家族にとって、介護は切実な問題である。女性の社会進出や経済的理由により、共働き夫婦が一般的であるため、介護度がさほど高くない高齢者は日中を一人で過ごすことが多く、社会との接点を持たず家にこもりがちで、身体的・認知的機能の急速な低下を招いてしまう。AFAIはこうした悩みを抱えた家族によって設立された組織で、高齢者が適切な見守りを受けながら集団で過ごすことにより、生活の質を向上し、機能維持を図ることを目的としている。地域の登録ボランティアは音楽療法の専門家や作業療法士、理学療法士のほか、高齢者の家族などから構成され、日々のアクティビティを実施しているが、日本の最新の介護手法を取り入れ、支援の質を向上させたいとして、本要請が提出された。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

常勤スタッフや地域ボランティアと協力し、以下の活動を行う。
1.体操や脳トレなど、既存のアクティビティの支援
2.現場のニーズにあった新しい身体的・認知的レクリエーションの導入
3.日本の認知症ケアなどの知識の普及、介護手法の紹介
※施設の営業時間は月曜から金曜の7時から19時で、ボランティアの活動時間は1日8時間程度
※曜日ごとに午前・午後と異なるアクティビティを実施中


3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

事務用PC、プリンター、TV、DVDプレーヤー、カラオケ機器、手工芸用の文房具の他、アクティビティ用具多数

4)配属先同僚及び活動対象者

施設長1名(非日系男性)、事務局2名(日系女性、日系男性)、介護ヘルパー6名、調理担当者1名、医療支援者1名(日系女性)、他(数名は簡単な日本語可)
地域ボランティア:48名、他に、心理学や理学療法を学ぶ学生が実習生として協力

登録高齢者:30名(うち日系24名、平均84歳)

5)活動使用言語

ポルトガル語

6)生活使用言語

ポルトガル語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(介護福祉士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:指導に必要なため

[参考情報]:

 ・認知症等の高齢者対象のレク経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(5~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】