2018年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(NJ30918B23)
募集終了

国名
ブラジル
職種コード 職種
I104 高齢者介護
年齢制限
TYPE-A
活動形態
日系
区分
交替
4代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2019/1 ・2019/2 ・2019/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

社会福祉法人救済会「憩の園」

2)配属機関名(日本語)

憩の園
日系社会

3)任地( サンパウロ州グアルーリョス市 ) JICA事務所の所在地( サンパウロ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

特別養護高齢者施設を運営する日系福祉法人「憩の園」は1958年に設立され、国際空港にほど近い場所に約6千平方メートルの広大な敷地を有している。施設内は、要支援者部門(集団生活可能)、中程度の支援が必要な部門、要介護者部門(24時間介護)と3つの塔に分かれており、全体で約60名の高齢者が入所している。現在は要介護者が多数を占めている。受入機関全体の年間予算は約145万米ドル。現在、3代目の高齢者介護職種の日系社会シニア・ボランティア(NSV)が派遣中(2019年7月まで)。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ブラジル日系社会は高齢化が進んでおり、一方で高齢者施設の体制が十分整備されていない。また、同施設の入所者の平均年齢は87歳ときわめて高く、入所期間が長引くにつれて身体的・認知的機能が低下しており、個々の状態に合わせたケアが求められるが、ブラジルの介護施設では職種による分業が明確化しているうえに各職員は多忙を極めており、十分に目が行き届かない状況にある。また、入所者のほとんどが日系一世、二世世代であり、特に一世は日本語での対応を希望しているが、職員の多くは日本語を理解できないため、ボランティアと日本語でのコミュニケーションを図ることで心の安らぎを与える効果も期待され、本要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.入居者に対する日本語での対応と話しかけ
2.車いす移動の介助や食事介助
3.職員との協力による、イベント企画やレクリエーションの実施
4.入居者のライフストーリーをもとにした移民史の蓄積
5.職員を対象とした高齢者介護技術や日本文化の紹介・導入

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

パソコン、コピー、テレビ、ビデオ、電話、FAX、宿泊施設有り
各種レクリエーション器具、作業部屋(理学療法士と共有)

4)配属先同僚及び活動対象者

日本語対応可能な日系スタッフ
技術コーディネーター(女性、理学療法士資格あり)、作業療法士(女性)
栄養士(女性)、総務担当(男性)、社会コーディネーター(女性)
職員約100名

入所者数約60名(平均87歳、多くは日系人)

5)活動使用言語

ポルトガル語

6)生活使用言語

ポルトガル語(日本語)

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(介護福祉士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:認知症入居者を対応するため

[参考情報]:

 ・特養ホーム等でのレクリエーション指導

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(5~35℃位)

[通信]:(インターネット可  通話可 電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

住居は施設内に用意される予定