要請番号(NJ30919B08)
募集終了
3代目
・2020/1 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
トメアスー文化農業振興協会
2)配属機関名(日本語)
トメアスー文化農業振興協会
日系社会
3)任地( パラー州トメアスー市 ) JICA事務所の所在地( サンパウロ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 7.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
トメアスー市はアマゾン河口の都市ベレン(州都)から約230㎞南に位置し、ブラジル北部の日本人入植地としては最も歴史が古く、多くの日系人が住む町として知られている。配属機関は日本文化の普及・継承、小農家への農業普及活動に尽力し、警察と連携した防犯対策も行っているほか、教育にも力を入れており、幼稚園、小中学校及び日本語学校を運営している。また、婦人部、老人会、野球部などを有し、移民史料館も運営している。現在の会員数は約200人で、年間事業予算は約45万米ドル。過去に農業・教育・スポーツ分野のJICA日系社会海外協力隊員18名の派遣実績がある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属機関では、会員間の交流、地域コミュニティの活性化、青少年の健全育成のため、昔から日系人を中心に野球が盛んに行われてきたが、近年は生活様式の変化、出稼ぎによる人材流出、子供の日本文化離れ等の要因により、日系子弟の競技者が減少傾向にある。そこで配属機関は市内の貧困層の子供たちを無料でチームに受入れる事で選手数を確保し、また子供たちの非行防止にも貢献するというプロジェクトを実施している。2016年から初代となる青少年活動職種の隊員が同プロジェクトの選手たちに基礎技術と規律を身につけさせ、チームは急成長し、州内では敵なしのチームとなった。現在は2代目の野球隊員がチームを全国レベルに引き上げるべく指導を継続している。今回は3代目の要請となり、過去の隊員による指導の継続の他、現地指導者の発掘・育成も重要な活動内容として期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属機関同僚と共に以下の活動を行う。
1. 主に10-16歳の少年・少女への野球指導(火木金土曜8-12時・14-18時、日曜8-13時)
2. 必要に応じ、女子ソフトボールチームへの指導を支援する
3. 選手勧誘活動を行う
4. 現地指導者の発掘・育成
5. 野球以外の配属機関主催イベント(運動会・盆踊り等)への協力、他
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
野球場1面、グローブ30個、ボール150球、バット30本、捕手防具1式、ヘルメット5個、ベース1式、他
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚: 会長(50歳代日系男性)、現地指導者(50歳代日系男性)
活動対象者:少年30名(10-15歳、初心者-部活・一般レベル)、青年15名(16-18歳、中高体育-部活・一般レベル)、成人15名(部活・一般レベル)、女子ソフトボール選手20名(10-15歳、初心者-部活・一般レベル)
5)活動使用言語
ポルトガル語
6)生活使用言語
ポルトガル語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:(男性) 備考:主な活動対象者・同僚が男性
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(競技経験)10年以上 備考:技術指導が必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(20~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
住居は配属機関同僚住居に隣接する一軒家となる予定。