要請番号(NJ30919B15)
募集終了
2代目
・2020/1 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
ロライマ日伯協会
2)配属機関名(日本語)
ロライマ日伯協会
日系社会
3)任地( ロライマ州ボアビスタ市 ) JICA事務所の所在地( サンパウロ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 6.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先期間はガイアナ国との国境、当国最北部ロライマ州に位置する2008年に発足した比較的若い日系団体で、会員70家族程を保持し、その会員の大半は農業従事者である。団体の目的は日本文化の紹介と普及であり、現在では日本語学校の運営の他に、運動会や七夕などのイベント運営、空手・合気道等の武道や日本舞踊やよさこい・太鼓等の文化活動も実施している。日本語学校がある施設はボアビスタ市寄贈の土地に日本政府草の根無償資金協力により建設され、現在は同施設の拡張工事を実施中。年間予算約15万米ドル。現在日本語教育の日系社会青年海外協力隊が2020年7月まで活動中。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ロライマ州では1955年から1961年に日系移住者が入植してきたが、同移住者は決して多くはなく日本語教育や日本文化を継承していくことは難しい状態であった。同配属先は2008年に発足され、日本文化を発信する場所としての役割を果たすため、市や日本政府に働きかけ、2017年10月に協会施設ができた。それにより会員数が増加し各文化活動も活発化している。近年では日本文化ブームでもあるため、特に非日系人の日本語学習の需要も増えているが、それに対応するためにも、学校運営強化や日本語教師の育成が大きな課題となっている。ボランティアには通常の授業の他に日本語教師育成やJICA日系研修等への試験対策協力が継続して求められており本要請となった。また、自身が実施できる日本文化紹介実施等も期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先同僚と共に以下の協力を行う。
1.月~金曜日(主に夜の各2時間)及び土曜日(終日)の日本語の授業及び同僚教師の授業アシスタントを務める
2.現地教師に対し日本語教授法に関するアドバイスを行うとともに、必要があれば教材見直しも行う。
3.JICA日系研修や日本語検定試験等への試験対策に協力する。
4.自身が出来る範囲の日本文化の紹介を行う。
5.協会が主催する文化活動やイベント等への参加・協力を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
コンピューター、CDプレイヤー、プリンター、日本語教材(『みんなの日本語』、『まるごと』等
4)配属先同僚及び活動対象者
会長:日系人女性50歳代
配属先役員:18名、ほとんどが日系、日本語話者は少ない。
現地教師:同僚教師2名(日系女性教師歴3年、非日系女性教師歴1年)
事務兼日本語教師アシスタント1名(非日系女性)
学習者:約80名(9割が非日系人、4歳~20歳が6割を占める、主に初級)
5)活動使用言語
ポルトガル語
6)生活使用言語
ポルトガル語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(日本語教授法)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(25~35 ℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)