【配属機関概要】

3）任地（ サンパウロ州ピンダモニャンガバ市 ） JICA事務所の所在地（ サンパウロ市 ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ ﾊﾞｽ で 約 2.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

ピンダモニャンガバ日伯文化体育協会は1947年に創立され、会館建設は「青年会の熱意」によって実現されたと言われる。日本語学校運営の他、日本の価値観・文化の共有、普及を目的に社会文化活動、スポーツ活動の実施や社会福祉団体、高齢者施設の支援を行っている。年間行事として折り紙教室、生け花、書道、ヨガ、ゲートボール、合気道、ビンゴ、運動会、母の日、父の日、子供の日の行事等がある。同協会の今年度予算は約2万米ドル。 現在、日本語教育の日系社会海外協力隊(2020年7月まで)が派遣されている。

【要請概要】

1）要請理由・背景

2008年に創立された日本語学校は、JICA日系社会海外協力隊の初代隊員の受け入れを機に建設された。課題は学習者数の伸び悩み、学習希望者の年齢、語学レベルの違いによる複式授業の対応、教師育成の継続、地域の学校や住民との関わり強化である。近年、年齢を問わず日本文化への関心が増加傾向にあり、日本から来る隊員による文化紹介が熱望されている。既存行事を地域の興味に沿うように内容の調整、経験年数の少ない教師の育成や生徒の日本語能力試験の受験対策なども現地教師と協働しながら行う。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

配属先の同僚と共に以下の活動を行う。
1.主に月・水・木の夜(2時間ほど)と土曜日(8:30-12:30)の日本語授業の巡回と改善点の提案(複式授業)
2.定期的に日本文化の紹介教室の実施
3.毎週水曜日の午前中は教師会議に参加
4.学習希望者や行事参加率の増加を目指し、地域社会への呼び掛け活動
5.日本語能力試験の受験予定者を対象に対策授業
6.同協会主催の年間行事の企画、準備、参加

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

コピー機、PC
教材 『みんなの日本語 I』、『こどものにほんご①』、『まるごと 活動編』 『まるごと 理解編』

4）配属先同僚及び活動対象者

同僚教師 6名(日系人女性5名、60歳代前後 非日系人男性1名、20歳代)
日本語教師経験年数 2年、4年、8年、10年
学習者 35名(6歳-60歳代、中学生までの学習者が半数、他は大人)

【資格条件等】

[参考情報]：

　・日本語や日本文化を教えた経験

【地域概況】

【特記事項】