要請番号(NJ30919B22)
募集終了
2代目
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
サンパウロ日伯援護協会
2)配属機関名(日本語)
自閉症児療育学級(PIPA)
日系社会
3)任地( サンパウロ州サンパウロ市 ) JICA事務所の所在地( サンパウロ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
サンパウロ州を中心に1959年から日系人の福祉・医療事業を実施する機関。受入機関全体の年間予算は約2千3百万米ドル。本部の他に福祉部門、4つの高齢者介護施設、精神障害者社会復帰センター、病院、医療センターなどを運営している。自閉症児療育学級(PIPA)は、2006年に設立され、日々の生活を通じて症状の改善を図る生活療法を実践し、大きな効果を上げている。現在は、青少年活動の日系社会シニア海外協力隊員が活動中(2020年7月まで)。
【要請概要】
1)要請理由・背景
PIPAは、自閉症児童に薬剤を使用せず、日々の生活を通じて症状の改善を図る療法を実践している。その利用者の大半が非日系人だが、自閉症児に対する活動支援や施設外活動を支援することで、子どもたちが新たな興味に目覚め、引きこもりの防止、健常者に近づく一助になるとの考えのもと、本要請が挙げられた。またこの活動により、地元住民が、母体であるサンパウロ日伯援護協会やブラジルの日系社会について理解を深めたり、関心を高める効果も期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の同僚と共に以下の活動を行う
1.自閉症児に対する言語・美術・音楽(合奏、リズムとステップ等)・体育クラスの補助を行う
2.着替え、食事のマナー、歯磨き等生活作業の支援を行う
3.教材作成支援、施設外活動計画立案と実施の支援を行う
4.生活療法をふまえ、自閉症児向けに日本の遊びや運動、日本文化の紹介を行う
活動は、現場職員である自閉症児の専門家と相談・調整し行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
特になし
4)配属先同僚及び活動対象者
施設長(30歳代男性)、生活療法の指導と訓練を受けた専門教師8名、心理学療法士3名(女性)、理学療法士1名(男性)、作業療法士1名(女性)、体育教師1名(男性)、太鼓の教師1名(男性) ※うち5名のみ日本語可
活動対象者:37名(5~18歳)の児童
5)活動使用言語
ポルトガル語
6)生活使用言語
ポルトガル語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(特別支援学校教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:教員への支援を行うため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(西岸海洋性気候) 気温:(5~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)