要請番号(NJ30919B24)
募集終了
3代目
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
サンパウロ日伯援護協会
2)配属機関名(日本語)
特別養護老人施設 あけぼのホーム
日系社会
3)任地( サンパウロ州グアルーリョス市 ) JICA事務所の所在地( サンパウロ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
1959年に設立された日系社会を代表する福祉・医療機関で、サンパウロの日系人の福祉・医療事業を実施している。本部の他に福祉部門、4つの高齢者介護施設、精神障害者社会復帰センター、児童社会活動センター、自閉症児療育学級、病院、医療センターなどを運営している。協会全体の年間予算は約2千3百万米ドル。配属先のあけぼのホームは、日系の要介護者を対象とした特別養護老人施設として、JICAの支援により2000年に開所、60歳以上の高齢者約50名が入所している。これまでの日系社会海外協力隊派遣実績は、高齢者介護職種等9名。現在は、作業療法士が活動中(2020年7月まで)。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ブラジルの日系社会でも高齢化が進行しており、それに伴って要介護者の数も増加している。あけぼのホームでは入所者の平均年齢が86歳で多くが認知症を患っており、日本語を母語とする一世であるため、少しでも記憶の衰えを遅らせるような、日本語による活動が求められている。また、日々の作業やレクリエーション、各種行事において、日本語でのコミュニケーションによって安心感ややすらぎを与えることも求められている。現在派遣中の日系社会シニア海外協力隊員は、午後のレクリエーションを担当し、計算やクイズ等の脳トレーニング、塗り絵、歌唱、料理療法としてのお菓子作り、習字など、多岐にわたる活動に取り組んでいる。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
同僚の作業療法士や他のスタッフと協力のうえ、以下の活動を行う
1.認知症の進行を予防するアクティビティ、レクリエーション等の支援を行う
2.レクリエーション、イベントなどの企画・運営支援を行う
3.日本語による入居者との対話を通した介護支援を行う
4.看護師、社会福祉士、栄養士など他のスタッフと連携して入居者の生活の質を高める
5.職員との意見交換、日本の介護技術の紹介を行う
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
各種介護機器(車椅子、歩行器、介護トイレ、介護ベッド等)、各種ボール、玩具、DVD、折り紙、文具他
4)配属先同僚及び活動対象者
作業療法士1名、社会福祉士1名、栄養士1名、医師3名(非常勤)、看護師6名、准看護師36名、介護職員3名、理学療法士1名、言語聴覚士2名(非常勤)
(専門職の大半が日系女性)
活動対象者:42名
男性8名・女性34名、日系41名、平均86歳
認知症9割、車いす利用者38名、歩行器利用者4名
5)活動使用言語
ポルトガル語
6)生活使用言語
ポルトガル語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(介護福祉士)
[性別]:(女性) 備考:女性が多い配属先のため
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:専門職への指導のため
[参考情報]:
・高齢者へのレクリエーション指導経験5年
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(西岸海洋性気候) 気温:(5~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)