2019年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(NJ30919B26)
募集終了

国名
ブラジル
職種コード 職種
I104 高齢者介護
年齢制限
活動形態
日系
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

サンパウロ日伯援護協会

2)配属機関名(日本語)

高齢者養護施設 カンポス・さくらホーム
日系社会

3)任地( サンパウロ州カンポスドジョルダン市 ) JICA事務所の所在地( サンパウロ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

1959年に設立された日系社会を代表する福祉・医療機関で、サンパウロ州の日系人の福祉・医療事業を実施している。本部の他に福祉部門、4つの高齢者介護施設、精神障害者社会復帰センター、児童社会活動センター、自閉症児療育学級、病院、医療センターなどを運営している。協会全体の年間予算は約2千3百万米ドル。カンポス・さくらホームは保養地として知られるカンポスドジョルダン市に位置し、施設には60歳以上の健康高齢者、要介護高齢者、認知症高齢者が入所している。日系社会シニア海外協力隊員1名が活動中である(2020年7月まで)。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ブラジルでは介護福祉に関する専門学校や教育機関は無く、大半の介護職員や准看護職員は勤務施設内での経験のみに頼って日々の業務にあたっている。施設職員の介護に対する意識も低く、サービスが十分でない対応も見られる。そのため、入所者と職員に対し、介護理論、技術面だけでなく介護に対する基本的心構えや意識などを紹介し、実践できる隊員の要請に至った。また、日本語を母語とする入居者に心の安らぎを与えるために、日本語で積極的にコミュニケーションを取ることも求められている。前任者はレクリエーション、昼食、間食、夕食の準備や食事介助、誘導などを施設職員と共に行い、日本で行っている丁寧で、利用者側の目線を大切にした介護を行う事で、少しでも入所者を快適に過ごしてもらおうとする意識向上のための介護技術習得促進を試みている。年度初めに運営委員長が変わり日本食導入を開始している事から、食事面での支援も期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先の同僚と共に以下の活動を行う
1.日々の入居者の介護を支援する
2.ホーム内の各種行事、レクリエーション、講習会等への参加、企画実施を行う
3.入居者目線を取り入れた介護技術の普及を推進する
4.食事に日本食を導入するための支援を行う

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

高齢者養護施設としての設備、機材の他に、PC、プリンターなど

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:ホーム長(40代女性、日系)、契約医師2名、看護師8名、看護助手4名、社会福祉士1名、理学療法士1名、栄養士、調理師など
入居者:37名(男性17名・女性20名、日系人29名、平均年齢85歳、認知症12名、車椅子利用者4名、歩行器利用者2名)

5)活動使用言語

ポルトガル語

6)生活使用言語

ポルトガル語(日本語)

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(介護福祉士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:職員への指導のため

[参考情報]:

 ・介護施設の食事提供関連の経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(西岸海洋性気候) 気温:(5~35℃位)

[通信]:(インターネット可  通話可 電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】