2019年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(NJ30919B42)
募集終了

国名
ブラジル
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
活動形態
日系
区分
交替
4代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/1 ・2020/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

財団法人赤間学院

2)配属機関名(日本語)

ピオネイロ校
日系社会

3)任地( サンパウロ州サンパウロ市 ) JICA事務所の所在地( サンパウロ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

日系子女教育の先駆者である赤間みちえ氏が1933年赤間洋裁学校を創立し、1935年日本語小学部等を増設。そして、1937年ポルトガル語部を新設し、1971年には日系初となるブラジル政府教育省公認のピオネイロ校を設立した。同校は幼稚部から高校まで、半日及び全日制で行っており、特に文化・教養・運動に力を入れた一貫教育を理念としている。また生け花、そろばん、柔道、数学チャレンジ、文学ワークショップ、劇などの選択制授業も積極的に行っている。年間事業予算約430万米ドル。2012年から日系社会海外協力隊の現職教員(小学校教育)が派遣され、現在3代目が活動中(2020年3月まで)。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同校は日系集住地に位置し、生徒の約8割が日系人であるが、移住の歴史や現代の日本文化に触れる機会は少ない。よって、日本人ネイティブによる日本文化の紹介やワークショップ、異文化交流プロジェクトの開催などと同時に、現地教師の授業見学・補助をしながら学校全体がよりよくなるような助言、活動が求められている。また、同校では生徒自身の知識、能力が発揮できる環境作りを目指しており、日系社会青年海外協力隊の派遣により先進国である日本の教育、テクノロジー、安全等を学びたいと考えている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.授業見学、また授業の補助に入り、助言や教師たちと意見交換などを行う。
2.運動会、講演会、学習発表会、展示会、文化行事、社会見学などの教育関係イベントへ参加・協力する。
3.日本文化の紹介、ワークショップ等を行う。
4.視聴覚教材を活用した日本語授業を計画する。
5.その他、ダンス・劇・歌・料理、手工芸、書道など自分の得意なものを生かした活動を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

視聴覚室、図書館、情報処理室、会議室、遊戯室、など
校舎は本館と別館(選択科目用施設)に分かれ、ボランティアは双方で活動する(両者の距離は50m)

4)配属先同僚及び活動対象者

校長:1名(女性、日系2世)
教職員:約100名
生徒:約800人(日系率8割)
日本語教師:3名(日系1名、非日系1名、日本人1名、全員日本語可)
日本語授業の参加生徒:約50名(5~15歳)

5)活動使用言語

ポルトガル語

6)生活使用言語

ポルトガル語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)
    (中・高等学校教諭(国語))

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(教員経験)3年以上 備考:教育実践活動の実際を伝える為

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(西岸海洋性気候) 気温:(5~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

授業を担当するにはブラジル教員免許が必要なため、現地教師の補助として授業に入る。また配属先で円滑な活動をするにはポルトガル語でコミュニケーションを取る必要があるため、語学力習得が強く望まれる。