要請番号(NJ32416B22)
募集終了
9代目
・2017/1 ・2017/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
ラ・パス日本人会
2)配属機関名(日本語)
ラ・パス日本語学校
日系社会
3)任地( イタプア県ラ・パス市 ) JICA事務所の所在地( アスンシオン市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 6.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ラ・パス市は日系移住地のひとつであり、人口約3,400人、うち、143世帯(約700人)が日系人である。大豆、小麦、ヒマワリ、米の生産が主産業となっており、日系農協が市の経済を支えている。ラ・パス日本人会は、会員相互の融和と地域社会の発展を目的として、教育(日本語学校、青少年育成、舞踊等文化活動支援)、医療、福祉事業(診療所運営、高齢者福祉等)の他、警察協力委員会を設置し、治安維持支援にも努めている。また、成人式・敬老会・運動会等親睦目的の諸行事の開催等をも運営する組織である。過去に8名の日本語教育指導に関わるNJVの派遣実績あり。
【要請概要】
1)要請理由・背景
入植当初、日系人子弟の継承日本語教育のために市内3地区(富士、サンタロサ、ラ・パス)にあった日本語学校が1988年にラ・パス日本語学校として統合され現在に至っている。これまでは、日本の「国語」の教科書を利用した国語教育を実践指導しているが、児童生徒の日本語能力、家庭内での使用頻度状況等により、日本語教育の指導カリキュラムの見直し等も検討されている。また、現在の教員10名の内、学校長を除くすべての教師は、日本語は話せるものの日本語教育や教職に関する免許や資格を有していない現状である。前任者が活動していた5年前から自助努力をすべく教員養成等行っていたが、専門知識及び経験を有するJICAボランティアの派遣が要請されるに至った。対象年齢が幼児から小中学部のためどのレベルでも指導できる方が求められている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
地元教師とともに以下の活動を行う。
1.クラス担任として日本語の授業を行う。
2.現地教師の指導能力等向上に関する支援を行う。
(校内研修・勉強会、研究授業、学級運営、課外活動、日本文化紹介、音楽、図工、レクレーション等)
3.生徒の日本語能力を伸ばすためのカリキュラム等の作成の支援を行う。
4.日本人会や日本語学校の行事に関する支援を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
パソコン(2台共有)、コピー機、光村国語教科書、日本語教育関連の教材等
4)配属先同僚及び活動対象者
・教師:10名(校長他教員(全女性)、20代~60代。経験年数1~10年以上)
日本語能力は全員がN1レベル
・生徒: 82名(5歳~15歳。日本語能力はN5~N2レベル)
(幼稚部2クラス、小学部低学年3クラス、小学部高学年3クラス、中学部3クラス)
幼稚部(週3回)小中学部(週2回)
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(日本語教授法)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:業務遂行上必要不可欠
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯夏季少雨気候) 気温:(0~42℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
活動使用言語は日本語。クラス担任以外に同僚への支援や一般校務も行なうマンパワー的な要素が強く、柔軟な対応の可能な人材が希望される。小学校教師としての資格・経験等があれば尚良い。