2017年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(NJ32417B15)
募集終了

国名
パラグアイ
職種コード 職種
G157 日本語教育
年齢制限
活動形態
日系
区分
交替
9代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/1 ・2018/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

イグアス日本人会

2)配属機関名(日本語)

イグアス日本語学校
日系社会

3)任地( アルトパラナ県イグアス市 ) JICA事務所の所在地( アスンシオン市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 5.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先のあるイグアス移住地は、パラグアイに戦後開設された4つの移住地の1つであり、首都アスンシオンから約300km離れた地域に位置する。イグアス市の人口の内訳は日本人・日系人が約180世帯約880人、パラグアイ人が約1400世帯約1万人である。配属先は1967年に設立され、日本語学校の運営、採石場運営、道路補修・管理、上下道運営、診療所、薬局運営の他文化・体育事業の実施等を行う組織である。現在の会員数は約190名(賛助会員含む)。現在、日系社会青年ボランティア(NJV、日本語教育)が活動中。

【要請概要】

1)要請理由・背景

現在の日系人家庭では、日本語を使用する家庭の減少やハーフ子弟の増加、また日本語学校として非日系の生徒の増加に伴ない学校全体の日本語能力は低下傾向にある。日系人の親世代が1世から2-3世に世代交代する中、次世代を担う児童や非日系の日本語能力は確かに下がっていることから、それにあわせた教育や新しい指導法等の導入が求められている。一方、長年来の課題である地元の日系教師人材の確保・育成も課題であるため、日系社会青年ボランティア(NJV)による現地教師の指導力の向上を目指した人材育成にも期待が寄せられている。国語教育クラスの生徒は中学部を卒業までに日本語能力試験N2取得を義務付けられている。なお、家庭内でスペイン語を使用する生徒は拡大傾向にあり、授業を効率的、効果的に実施するために、日本語能力の程度に応じた習熟度別クラスを新しく導入している。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

日本語学校の一員として現地教師と共に、主に以下の活動を行う
1.生徒への日本語指導(クラス担任)を行う。
2.音楽、習字や折り紙、そろばん、ダンス等、自身の得意分野の指導を行う。
3.学校内の一般行事(運動会、卒業・終了式等、発表会等)への支援を行う。
4.生徒の日本語能力を向上するための企画立案、指導を行う。(生徒が楽しく日本語を学べるような授業等)
5.現地教師の指導能力向上のための支援を行う。(校内研究授業、模擬授業、学級運営、課外活動、総合的学習等)
(4、5については適宜、必要に応じて可能な範囲で)

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

パソコン、インターネットWi-Fi、コピー機、ファックス、音響装置,光村国語教科書、日本語教育関連の教材等

4)配属先同僚及び活動対象者

・日本人会:教育担当理事(非常勤)、日本人会事務局長各1名
・日本語学校:校長 (1世 勤続22年)、教師7名 (1世4名、2世3名、勤続1-19年)
・生徒数:127名(6-15歳) 約45%の家庭使用言語がスペイン語であり、低学年ほどその割合は高くなる(70-80%)。

5)活動使用言語

その他

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:配属先の要望による。

[参考情報]:

 ・日本語教育に関する資格を有していれば尚良い。

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(0~40℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

活動使用言語は日本語。国語教育、日本語教育を併せて行なっているため、小学校教師(国語)や日本語指導法の知識・経験を有する人材が望ましい。