【配属機関概要】

3）任地（ イタプア県チャべス市 ） JICA事務所の所在地（ アスンシオン市 ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ ﾊﾞｽ で 約 7.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

首都アスンシオンから約400km、イタプア県都エンカルナシオンから約30kmの場所に在るチャベス日本人会は1955年に設立され、会の運営に加え、会館内にあるチャベス中央日本語学校の運営、文化活動、体育、福祉等関連事業等を行っている。同日本人会の傘下には相生会(60歳以上)、婦人部及び青年部の3つの部門があり、親睦行事・活動、福祉、スポーツ等の活動を行っている。

【要請概要】

1）要請理由・背景

チャべス移住地では少子化が進み、現在日本語学校の全校生徒は7名まで減少(2009年には40名)し、青年部についても同様に人数が減少し活動も停滞状況にあるため、日本語学校生徒への日本語指導(得意な分野を生かしての指導等)や青年部の活動活性化等に係る支援、併せて可能な範囲で日系高齢者(初期移住者等)へのレクリエーション等の紹介、指導等支援も求められている。また、日本大使館からの草の根援助で校舎が増改築されたチャべス内に所在する現地公立校(小中高)では、日本文化等に大きな関心があり、日本文化の紹介から音楽、体育などの支援指導の要望があり、派遣されるボランティアの活動先の一つとなる。過去2名の日本語教師の受入実績がある(2000年～2005年)

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

日本人会/日本語学校、現地校にて以下活動を行う
1. 日本語学校生徒への日本語指導(クラス担任)
2. 音楽、習字や折り紙、そろばん、ダンス等、自身の得意分野の指導(共)
3. 一般行事(敬老会、運動会、卒業・終了式等、発表会等)への支援(共)
4. 教師の指導能力向上支援 (研究/模擬授業、学級運営、課外活動、総合的学習等)
5. 日系青年部の活動支援、その他
6. 可能な範囲での日系高齢者グループの活動支援(レクリエーション指導、他)

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

日語校:光村国語教科書、みんなのにほんご、にじ、にほんごドレミ・ジャンプ、書道、絵画道具、コピー機、Fax、パソコン、ラジカセ、キーボード、インターネット等。 現地校:ギター5、縦笛20、太鼓2

4）配属先同僚及び活動対象者

・日本語学校:教師2名(女性40代)、生徒人数7名(男性3名、女性4名)、N4～N2レベル
・現地公立校(小中高):校長(女性40代)、教師33名(うち男性5名)
・生徒数:約250名(幼～高)
・その他、青年・高齢者グループ

【資格条件等】

[参考情報]：

　・日本文化紹介等のボランティア経験

【地域概況】

【特記事項】

日本語学校だけでなく現地小学校での活動も含まれるため、活動使用言語は日本語とスペイン語の2か国語となる。