要請番号(NJ32419B27)
募集終了
・2020/1 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
ラ・パス日本人会
2)配属機関名(日本語)
ラ・パス日本語学校及びラ・パス日本人会
日系社会
3)任地( イタプア県ラ・パス市 ) JICA事務所の所在地( アスンシオン市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 6.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ラ・パス市は日系移住地のひとつであり、人口約3,400人のうち、143世帯(約700人)が日系人である。大豆、小麦、ヒマワリ、米の生産が主産業となっており、日系農業が市経済の要となっている。ラ・パス日本人会は、会員相互の融和と地域社会の発展を目的として、教育(日本語学校、青少年育成、舞踊等文化活動支援)、医療、福祉事業(診療所運営、高齢者福祉等)の他、警察協力委員会を設置し、治安維持支援にも努めている。また、成人式・敬老会・運動会等親睦目的の諸行事の開催等をも運営する組織である。過去に8名の日本語教育指導に関わる日系社会青年ボランティアの派遣実績がある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先では、日系子弟の健全な育成とアイデンティティ形成のため、日本語学校(幼稚部、小学部、中学部。~15歳)が中心となり日本語、日本文化を次世代に伝えるための教育に力を入れている。現在、移住地内の子どもたちは3世、4世となり、パラグアイ人として言語、生活習慣も定着し、日本語だけでなく、日本的な日々の生活習慣、文化、価値観等も徐々に薄れてきている。他方、日本語学校の学校長以外の教員は、日本語教育や教職に関する免許や資格を有しておらず、また、習字、音楽、図工、体育など日本文化や情操を育むための指導経験にも乏しい。日系子弟に対する支援として、園児・児童生徒への直接指導及び教員への知識・技術の共有が求められており、今回の要請に至った。また、日本人会青年部や婦人部との協働を通した各種行事の企画・運営の支援等、日系社会全体への支援も期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先にて対応可能な範囲で、以下の活動を行う。
1. 幼稚部や小学部を中心に、自身の得意な分野の指導(日本文化紹介、音楽、図工、体育、レクレーション等)を通した、基本的な生活習慣や礼儀を身につける指導の支援を行う。
2. 青年部/婦人部等が中心となって実施する行事に関し、部の一員として企画立案、運営、実施の支援を行う。
3. 日本人会主催の各種行事に対し、助言、準備の支援等の協力を行う。
4. 児童生徒への日本語指導支援、及び現地教師の指導力向上支援を行う。
5.その他、配属先で必要とされ、対応可能な支援や協力を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
パソコン(共有のため、個人パソコン携行を推奨)、コピー機、光村国語教科書、日本語教育関連の教材等。
4)配属先同僚及び活動対象者
・事務局3名(会長、事務局長、事務員)
・教師8名(校長、幼稚園2含、全女性、30~60代。経験1~10年以上)、N1レベル
・生徒70名(11学級 5~15歳 男女 N5~N1レベル)
幼稚部(3~5歳 15名 週3)、小学部(~12歳 35名 週1)、中学部(~15歳 20名週1、土曜午前)
5)活動使用言語
その他
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・青少年を対象とした活動経験2年以上
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(0~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
活動使用言語は日本語。学校だけでなく日本人会等の業務支援など多岐にわたる活動となる。日本語指導(ボランティア経験含む)、小学校教員としての資格や経験等があれば尚良い。住居はホームステイ(または離れ)となる予定。