2020年度 1回 要望調査票
短期派遣青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JA02420104)
募集終了

国名
ラオス
職種コード 職種
A101 コミュニティ開発
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
派遣期間
短期 10ヵ月
派遣時期
2020年8月から

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

農林省

2)配属機関名(日本語)

シェンクワン県農林局農業課

3)任地( シェンクワン県ペック郡 ) JICA事務所の所在地( 首都ビエンチャン )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先であるシェンクワン県農林局は農業振興、検疫、栽培指導等、県の農業事業全般を執り仕切る行政機関である。県内7郡を管轄し、各郡には郡事務所の配置がある。局には農業課を含む9つの課と4つの傘下のセンターがある。農業課の職員は15名で、技術管理ユニット、総務計画課、植物保全検疫課等で構成されている。1990年代に2名の協力隊員受け入れの実績がある。シェンクワン県は、2017年11月に開始されたJICA技術協力プロジェクト「クリーン農業開発プロジェクト(2017/11~2022/10)」の対象県である。また香川県とJICA連携プログラムも開始が予定されている(特記事項参照)。

【要請概要】

1)要請理由・背景

シェンクワン県は高原(標高1,000m前後)に位置し、年間を通じた温帯野菜の生産に適した地域であり、他地域と比較して優位な気候条件を有しているものの、有機農産物(主に野菜)の生産技術に関しては依然として伝統農法に依存している。
中心地であるペック郡には有機農業組合(組合員165戸)が存在するが、市場ニーズに応じた生産計画つくりの経験はなく、個々の生産農家が有機農業マーケット(県内に一か所)や一般市場において有機農産物の販売を行っているのみである。このため協力隊員がプロジェクトと連携し、現場レベルにおいて支援を行うことによって、更なる効果発現が期待できることから本要請に至った。また同県では上述香川県の取り組みも開始されることから、同取り組みとの連携も期待される。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先及び郡職員(ペック郡を中心)と協力しながら現状を調査・把握した上で以下のうち実施可能な活動を実施する。
1)有機農業組合の組織強化・運営能力強化のため以下の活動を支援する(対象農家・村への巡回含む)。
・農家間の情報交換の促進
・市場ニーズに即した生産計画つくり
・有機農産物の出荷・販売に関する体制つくり
・組織運営のための資金管理・運用に関する体制つくり
2)販売拡大のため有機農業組合とレストラン・ホテル・流通業者等との橋渡しのための取り組みを支援する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

執務机、椅子、共用コンピューター

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
農業課職員15名及び郡事務所職員
農業課長 男性1名 50代、経験訳30年
CP候補 男性1名 30代後半、経験12年
活動対象者:
有機農業組合員約165戸(構成員の大半は女性)
マーケット関係者、ホテル、レストラン関係者

5)活動使用言語

ラオ語

6)生活使用言語

ラオ語

7)選考指定言語

英語(レベル:C)又はラオ語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(女性) 備考:組合員の大半が女性のため

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

[参考情報]:

 ・農業や農村開発に関する知識や経験

 ・マーケティングの知識があれば尚良い

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(5~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

・2020年8月上旬派遣希望
・CP候補は日常会話以上の英語力があるため、活動は英語で可能。ただし、ラオス語ができれば尚良い。
・持続的農業開発にかかるシェンクワン?香川県?JICA連携プログラム