【配属機関概要】

3）任地（ 首都ビエンチャン ） JICA事務所の所在地（ 首都ビエンチャン ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 徒歩 で 約 0.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

2002年に設立されたラオス空手道連盟は、糸東流、松濤館流などの流派を超えた統一組織であり、空手の普及活動と国際大会で活躍できる選手の育成を目指している。首都ビエンチャンの大学内にある道場や、日本の無償資金協力で建てられた武道センターで合計200人以上が稽古に励んでいる。過去には松濤館流の段位を持つSVが2代にわたり指導した他、2018年には短期のSVが6か月指導にあたった。この隊員は、現在においても定期的にラオスに渡航し、1か月程度の指導・助言及び運営に関する助言を行っている。

【要請概要】

1）要請理由・背景

ラオスでは糸東流、松濤館流など複数の流派が活動を行っているが、タイやベトナムなどの周辺国に比べると空手人口は著しく少ない。配属先のラオス空手道連盟は競技人口の拡大と並行して国際大会で活躍できる人材の育成を目指しているが、仕事や家庭の都合により年間を通じて稽古を継続できる選手が少ないため難しい。前任の短期隊員は、流派間の交流、合同セミナーの実施、ラオス独自の昇段試験の導入を行ったが、空手道普及や選手のレベル底上げのためには日本人指導者により、基本的なトレーニング指導や組手・型など技の指導・助言等が不可欠なことから要請に至った。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

1.国内大会、アジアの国際大会を目指す糸東流、松濤館流の選手への指導
2.主に若年層を対象にした指導による空手道の普及活動

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

道場、基本的な筋力トレーニング機具

4）配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
・空手道連盟会長(70代男性、糸東流6段)
・同僚コーチ3名(60代男性1名、30代男性2名)

活動対象者:糸東流50名程度、松濤館流200名程度

【資格条件等】

[参考情報]：

　・全空連3段以上 (必ず)

【地域概況】

【特記事項】

・2020年8月初旬派遣希望。