要請番号(JA02620143)
募集終了
2020年7月から |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
大学教育科学文化省
2)配属機関名(日本語)
東ティモール大学工学部
3)任地( ディリ県ヘラ ) JICA事務所の所在地( ディリ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属機関は、2000年に設立された。工学部には、機械、土木、電気・電子、情報、地質・石油の5つの学科があり、学部全体で約1,800名の学生が在籍している。当該学部に対しては、大学設立間もなくから、JICAの技術協力プロジェクトが実施され、現在日本の複数の大学の協力を得ながら、当該学部の社会ニーズに対応した教育・研究機能の強化を目指している。また無償資金協力による新校舎建設も行われている。外国からの支援は、過去ポルトガルによる支援もあったが、現在は日本による支援のみである。また過去に機械工学隊員の配属があったが、現在海外協力隊員の派遣はない。
【要請概要】
1)要請理由・背景
当国の教育全般の課題として、算数能力の不足があげられる。一つの原因として、教授言語をポルトガル語とし教材もポルトガル語で作成されているが、実際のところテトゥン語で授業が行われており教材とのミスマッチがあることから、効果的な基礎教育が施されていない点があげられる。他方急増する学生数に対し、教員数は変わっておらず個々への指導が十分に行われていない。配属先教員とともに授業を行い、その中で効果的な基礎学力向上を図るとともに、学生が自主学習できるための副教材の作成アイディアを提供するため、本要請となった。なお活動においては、配属先で実施されている技術協力プロジェクトと歩調を合わせるための緩やかな連携も必要とされる。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
同僚とともに、学部生に対し数学の授業を週20コマ程度実施する。
ただし学生の基礎学力を鑑み、教える内容は、日本の中学高校レベルの数学となる。
活動は英語に併せてテトゥン語で指導する。着任後テトゥン語の訓練あり。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
教室
4)配属先同僚及び活動対象者
工学部本年度新入生 約670名
工学部講師数 79名
5)活動使用言語
テトゥン語
6)生活使用言語
テトゥン語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚との兼ね合い
[経験]:(指導経験)3年以上 備考:大学生を指導するため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(23~32℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
派遣時期は7月下旬を予定