2020年度 1回 要望調査票
短期派遣青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JA02720140)
募集終了

国名
ベトナム
職種コード 職種
G157 日本語教育
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
派遣期間
短期 11ヵ月
派遣時期
2020年7月から
大学中央ビル 学科の入るビル前の通り 教室

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

商工省

2)配属機関名(日本語)

ハノイ工業大学

3)任地( ハノイ市 ) JICA事務所の所在地( ハノイ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

ハノイ工業大学は、商工省管轄の国立大学である。大学には、機械、電気、電子、IT、法律・政治、経営、観光、外国語等の13学部がある。学生数は約32,000名、教職員数は約1,630名。日本語教育は第二外国語として実施されていたところ、2019年に外国語学部内に新しく日本学科が開設され、8月に50名の学生が入学し第一外国語としての授業が開始された。第二外国語としては、約700名の学生が日本語を学んでいる。外国語学部では、日本語以外に、英語、中国、韓国、ベトナム語授業も実施している。2000年から2017年までJICAによる職業訓練技術協力事業が行われた。

【要請概要】

1)要請理由・背景

大学は、昨年度まで第二外国語として日本語を学ぶ学生の卒業時の目標を日本語能力試験N3としていた。正式な学科を設立して以降は授業体制と内容をより充実させ、卒業時の目標はN2としているが、これまでN3を目標に授業を行ってきた教師たちにはそれに見合った教授能力が不足している。今後、学科としてより優秀な日本語人材を育成していくための同僚教師の能力向上と学科の教授体制充実に向け、今回のJICA海外協力隊員の派遣要請があった。今回の短期隊員派遣において、今後の長期隊員派遣を見据え大学の日本語教育の現状調査、可能な限り同僚教師の日本語運用力の向上、教材の選定、シラバス改善支援等に取り組む。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

隊員は、学生への直接授業を担当しつつ以下の活動に取り組むことで日本語人材育成を支援する。
1.同僚教師の日本語運用能力・教授能力向上支援(教案作成支援、テスト問題作成支援、勉強会実施等)。
2.学科による日本語教授体制充実支援(教材選定・作成、シラバス改善支援等)。
3.学生への直接授業(会話と聴解を予定し、具体的担当授業は配属先上司と協議の上決定する)。
4.そのほか、日本語関連イベント実施支援及び学科運営補助に関し可能な限り柔軟に対応する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

机、椅子、プリンター等一般事務機器、プロジェクター、『みんなの日本語初級』、『みんなの日本語中級』

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
・日本語副学科長(女性/20代/修士/N2/経験3年)
・同僚教師6名(女性5名・男性1名/20代~40代/修士/N2・N3/経験2年~17年/1名日本での研修歴有)
活動対象者:
・学部生1年生50名(25名×2クラス)※派遣時期には新入生50名程度がある予定。

5)活動使用言語

ベトナム語

6)生活使用言語

ベトナム語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(日本語教育に関する資格)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:同僚と学歴程度を合わせるため

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:同僚教師への支援が必要なため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(10~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

8月中旬開始の2学期制(8月中旬~12月、1月~6月中旬) 住居は学内、職員及び外国人講師用ゲストハウスを予定。
担当授業時間目安:一コマ50分、週15コマ前後を想定 派遣時期は7月下旬予定