要請番号(JA04518240)
募集終了
2018年12月から |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育・文化・科学・スポーツ省
2)配属機関名(日本語)
文化芸術大学附属放送メディア芸術校
3)任地( ウランバートル ) JICA事務所の所在地( ウランバートル )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
1996年に設立。年間予算は7,500万円。音響技術、撮影技術、ジャーナリズム(ラジオ、テレビ)、制作技術(番組、映画)、スタジオ技術、グラフィックデザイン(デジタルメディア)の人材養成をしている同国唯一の大学である。2010年からは国立文化芸術大学の付属校として位置付けられており、卒業生の80%以上がマスコミ業界に就職している。教師数34名(実務経験2~40年)の内音響教師が5名(非常勤教師4名)。これまでJICAボランティアではSV(シニア海外ボランティア)3名とオーストラリアのボランティア2名の受入実績あり。2012年に一般文化無償で教育機材整備を実施した。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同校の音響技術科は4年コースであり、第1期生として5名の学生が2018年6月に卒業した。2018年9月1日から第2期生の新入生に対し、音響技術の基礎知識の伝授が期待されている。同学科ではライブやスタジオ、演劇やミュージカル、テレビや映画の様々な分野で人材を育成している。また、同国の高等教育改革政策で目標としている国際水準で通用する人材育成を行うため、教育の質の向上、教育カリキュラムの改善を行っている。教師は社会主義時代にロシアで音響技術を学んで以来現場経験は長いが、最新技術知識が不足している事が課題である。今回の要請においては特に映画サウンドの整音・選曲・効果音作りまでの一連の流れに関する基礎的知識と技術を持つ人材が必要とされている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
・音響技術のうち、映画サウンドについて
1.録音機器全般および技術に関する講義と音声収録スタジオで実習を行う。(週に2コマ講義、2コマ実習)
2.映画音声収録について講義と実習を行う。(週に3コマ講義、2コマ実習)
3.音声収録について講義と実習を行う。(週に2コマ講義、1コマの実習はテレビ局の収録スタジオで実施する。)
※講義は合計週に7コマ(90分/コマ)、実習は合計週に5コマ(90分/コマ)であり、通訳者つきで実施する。
※実際の活動については本人の実施できる活動範囲に応じて配属先と協議を行い、指導範囲と時間を決定する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
マイク,MD,スピーカー,ヘッドフォン,Sound program-Cubase,Audition,Analog mixing console,Power amplifier等々。
4)配属先同僚及び活動対象者
1.校長(女性、40代)
2.学科長(女性、50代)ロシア留学経験あり、英語可。
3.C/P(カウンターパート)1名(男性、30代)Tokyo School of Music卒業スタジオエンジニア、日本語可。その他、非常勤教師3名(男性、30代)
4.音響技術科の新入生約5名
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:経験に基づいた指導が必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(ステップ気候) 気温:(-30~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可 無線)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
派遣時期は2018年12月から3ケ月間。活動にあたっては日本・モンゴル語の通訳がサポートする。