2018年度 3回 要望調査票
短期派遣青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JA04818301)
募集終了

国名
ブータン
職種コード 職種
D235 自動車整備
年齢制限
活動形態
個別
派遣期間
短期 6ヵ月
派遣時期
2019年3月から

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

内務文化省

2)配属機関名(日本語)

ブータン警察本部消防局

3)任地( ティンプー県ティンプー市 ) JICA事務所の所在地( ティンプー市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.3 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、ブータン警察本部内の一部局である消防局で、ブータン国内の消火活動および防火促進活動を実施する機関である。また、交通事故や自然災害時における救急・救命活動の他、火災時の安全確保にかかる啓発活動なども行っている。2018年現在、全国に198名の職員を配置しており、首都のティンプーでは67名が業務に従事している。年間予算は約4千万円。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先の消防局には、これまで日本の自治体や消防署等から26台の消防車が寄贈、供与されているが、いずれも年式が90年~00年代と旧型のものであり、エンジンやポンプ部の不具合が生じている車両が少なくない。ティンプーの消防局には、現在3名のメカニックが所属しているが、日本製の車両を修理するための知識、経験に乏しいため、今般、より質の高い修理技術と維持管理について指導できるボランティアの要請がなされた。現時点で確認されている故障個所は、エンジン、トランスミッション、ブレーキ、冷却システム等、車両自体の不具合の他、車両に搭載されたスノーケル作動用の油圧手動ポンプの不具合、またポンプクラッチの故障や遠心式ベーンポンプの故障により放水ができないといった消防ポンプの不具合まで多岐にわたっており、自動車整備の技術に加え、消防ポンプのような構造の機械を扱ったことのある人材が求められている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

ボランティアは配属先スタッフと協力し、以下の活動を行う。
1.配属先のメカニックやドライバーに対して、消防車の消防ポンプ、パワーテイクオフ(PTO)機構、はしご油圧システム等の修理、維持管理に関する指導、助言を行う。
2.日本製消防車の多種多様な消防ポンプやPTOシステム、プライミングポンプシステムの構造や操作方法に関する指導、助言を行う。
3.現地スタッフでメンテナンスやトレーニングを継続していけるようマニュアルや標準作業手順書の作成を支援する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

スパナ、油圧ジャッキ、ソケットレンチ、トルクレンチ等、一般的な工具

4)配属先同僚及び活動対象者

・上長1名(男性、40代、消防局長)
・同僚4名(男性、30~40代、うち指揮官1名、メカニック3名)

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

英語

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(2級ガソリン・ジーゼル自動車整備士)

[性別]:(男性) 備考:活動対象者が男性のため

[学歴]:(専門学校卒) 備考:活動上指導が必要なため

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:活動上指導が必要なため

[参考情報]:

 ・消防車や大型車両の整備に関わる経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(-5~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

派遣時期は3月下旬を予定。