要請番号(JA04820103)
募集終了
2020年7月から |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
教育局カリキュラム開発センター
3)任地( パロ県シャリ ) JICA事務所の所在地( ティンプー市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 1.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
公立の小中及び高等学校のカリキュラムの策定、教員の能力開発研修及びリサーチを担う機関であり、カリキュラム開発センター、能力開発センターの2つのセンターから成っている。配属されるカリキュラム開発センターは、STEM、言語、社会科学、商業・職業訓練、初等教育及び特別支援の5つのユニットで構成されている。配属部署となるSTEMユニットはScience、Technology、Engineering、Mathematic、を統合させ教育カリキュラムに取り入れる活動(STEM教育)の導入に取り組んでいる。同局は過去に3名の海外協力隊受入実績あり(体育2名、美術1名)
【要請概要】
1)要請理由・背景
同局では、今後IT分野を含め各界で活躍できる人材の育成や、子供達の将来の職業選択の可能性を広げることを目指し、理科系各教科を統合したSTEM教育を推進したいと考えている。しかし個別カリキュラムが既に策定されているものの、現行の教育カリキュラム沿ったデータサイエンス、AI等を活用したSTEM教育の推進に関する知識を持った人材が不足している。このような状況の下、海外協力隊の要請に至った。同局の現在の活動例としては、毎年National STEM Olympiadを開催している(3回実施)。2019年は5月に“Artificial Intelligence for Sustainable Farming”のテーマで実施された。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.STEMユニットの同僚にデータサイエンス、AI、可能な範囲でブロックチェーン、ビッグデータに関する知識を提供する。
2.理科の各教科のカリキュラム担当者(科学、物理、ICT等)と協働し、現有のカリキュラムに沿った、データサイエンス、AI等を活用したSTEM教育の実施について助言する。(対象学年は小学校4年相当から中学3年相当)
3.STEM教育推進のための教員トレーニングプログラムの企画を支援を行う。
4.STEM教育推進のための企画(National STEM Olympiad等)の実施に協力する。
5.可能であればICTを活用した教育プログラムへの助言を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
机、コンピュータ、インターネットアクセス
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚及び活動対象者
・STEMユニット主任(男性 40代 経験22年(化学))
・チーフプログラムオフィサー(男性 40代、経験22年(ICT))
・その他同センター教員(経験10年以上)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:活動に必要であるため
[参考情報]:
・「詳細は特記参照」
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(-5~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
実務経験はデータサイエンス、AI、ブロックチェーン、ビッグデータに関する業務経験が必要。特にデータサイエンス及びAIに関連する業務経験は必須。教員経験は問われない。派遣時期は7月下旬頃。