要請番号(JA06016341)
募集終了
2018年4月から |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
農業開発省
2)配属機関名(日本語)
中央園芸センター
3)任地( カトマンズ郡キルティプール ) JICA事務所の所在地( カトマンズ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.7 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先となる中央園芸センターは、1980年代から90年代に行われたJICAの技術協力プロジェクト「ネパール園芸開発計画」の実施拠点として、首都カトマンズに設立された果樹栽培試験場である。当プロジェクト終了後も、ネパールにおける温帯果樹栽培技術の開発と普及を推進する中核的役割を担い、品種改良や苗木生産等の技術開発に取り組むとともに、農業技術者や農家に対する技術研修も実施している。年間事業予算は約3,000万円で、約60haの敷地には柑橘類、ナシ、ブドウ、カキ等の試験果樹園が整備され、各地方にはモデル農場も設置されている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
上記のプロジェクトやそのフォローアップ事業の中で、派遣されたJICA専門家及びボランティアは、日本から導入したナシ及びカキ栽培の普及に取り組んだ。その結果、首都カトマンズ及びその周辺郡において、ナシまたはカキの栽培に取り組む農家が徐々に広がりを見せている。今後も栽培地域及び生産量の拡大が期待される一方で、多様化・高度化するマーケットのニーズに対応するため、品質向上につながる技術改善が求められている。また、今後さらにナシやカキ栽培が普及するに伴い、将来的に様々な病虫害が発生することも危惧され、その防除に努めることも一つの課題となっている。このような背景の下、ナシまたはカキ栽培技術の更なる向上と普及を目的に、ボランティアの派遣が要請された。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.配属先技術者に対する品種改良や苗木増殖を含む総合的なナシまたはカキ栽培技術の指導。
2.配属先が行う技術研修プログラムの改善。
3.生産組合や農家に対するナシまたはカキ栽培技術の指導。
4.ナシまたはカキに関する病虫害調査の実施と防除対策へのサポート。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
果樹園芸で使用する作業道具、苗木栽培用温室、スプリンクラー等。
4)配属先同僚及び活動対象者
所長(40代 男性):1名
果樹栽培技術者:16名
試験果樹園作業スタッフ:45名
他スタッフ(経理担当、事務員等):3名
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
ネパール語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)農学 備考:配属先の要望による
[経験]:(実務経験)10年以上 備考:技術者への指導が求められため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(0~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可 無線)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
派遣期間は2018年4月初旬から