要請番号(JA10620141)
募集終了
2020年7月から |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健・医療サービス
2)配属機関名(日本語)
ランバサ病院
3)任地( バヌアレブ島ランバサ町 ) JICA事務所の所在地( スバ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ランバサ病院は、バヌアレブ島を中心としたフィジー国北部地域の中核総合病院として一般外来、専門外来、内科、外科産婦人科他各種診療科、小児疾患外来、栄養科(栄養科、厨房)、薬局、管理事務所を有している。病床数180床、医師約50名、看護師約150名、外来患者は1日約200名~300名、そのほかスタッフ約200名である。過去に医療機器の隊員が2代にわたって派遣された実績がある。2代目の隊員(2017年9月まで)は5S活動への支援も実施していた。なお、病院に対する外国援助としては、各国からの医療機器提供や、韓国政府による建物の供与などの実績がある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
フィジー政府は生活の質の向上に繋がる質の高い医療サービスの提供に取り組んでいる。2012年にフィジー保健省が独自で5S-KAIZEN-TQMのアプローチを導入し看護人材へのトレーニング等の取組を実施しているが、当該知識の不足、人材面のリソース不足やモチベーションの低下等の課題を抱えている。そのためJICAは2019年から「5S-KAIZEN-TQMによる保健サービスの質の向上プロジェクト」を実施し、病院マネージメント強化への協力を行っている。JICA海外協力隊による質改善チームへの支援を通し、実施体制構築と持続性の確保への支援が期待され、今回の要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先のナショナルTQMファシリテーターの一員として、院内のパイロット部署のスタッフと協働で、以下の活動に取り組む
1パイロット部署において5S活動-整理・整頓・清掃・清潔・躾の定着による業務活動の改善支援を行う
2.院内研修の支援を行う
3.院内のモニタリング評価への支援を行う
4.病院の.5S-KAIZEN-TQMチームの定期的な会合や院内における啓発活動への支援を行う
5.他の同職種隊員と情報共有を行い、効果的な5S-KAIZEN-TQMの機能強化や持続的な活動対策に向けて協力する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
マニュアル、啓発資料、執務机、コピー機、他一般執務用具
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:リスクマネージャー(女性、40代)※C/P、医療技師(男性、40代)、感染症対策オフィサー(男性、30代)、在庫管理オフィサー(男性、30代)、歯科医(男性、30代)
活動対象者:女性病棟スタッフ、外来専門(SOPD)スタッフ、倉庫管理スタッフ他院内スタッフ
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・病院等での勤務経験
・医療保健の知識
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(20~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
※配属先から提供される住居に、同性のJV等と2人もしくは3人で同居になる。
派遣予定時期は7月末を予定。