要請番号(JA10620143)
募集終了
2020年7月から |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
女性・子供・貧困削減省
2)配属機関名(日本語)
バ女性フォーラム
3)任地( バ町 ) JICA事務所の所在地( スバ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 5.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
バ町は、国際空港のあるナンディから北西にバスで1時間半ほど離れたフィジーの主要都市の1つであり、人口は約1.8万人である。バ女性フォーラムは2012年に設立されたNGOである。2018年に日本の草の根・人間安全保障無償協力で研修センターを完成させた。バ町地域の女性の社会進出や経済的自立のための職業訓練センターであり、パソコン、料理・菓子、ミシン裁縫、手工芸教室を開催している。活動資金は、政府や製作品の販売売上等から得ており、政府機関や大学等からの記念品作成やスーパーマーケットからのエコバック受注といった実績がある。年間予算規模は約10万USDである。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先のNGOは、バ町の女性に対して、パソコン(エクセルやワード等)、料理・菓子、ミシン裁縫、手工芸などの職業訓練により、雇用機会の増加によって女性が経済的に自立し。社会進出できるよう支援している。他方、フィジー政府も女性局により女性グループへの職業訓練や啓発活動を行っているため、販路や収益の拡大を図るには、他の女性支援組織で製作される商品との差別化と商品の高付加価値化が必要となっている。そのため配属先は、新たな商品開発のアイデアや知識を外部から取り入れるとともに、スタッフの技術力や指導能力を向上させたいと考え海外協力隊の派遣要請となった。配属先への隊員の派遣は初めてであるが、フィジーでは現在女性局の2か所の地方事務所で隊員が活動している。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
隊員のバックグランドを考慮し、以下のいずれかについて、配属先と協議して取り組む。
1.受講者に対してミシン裁縫について指導し、自力で商品を製作したり、縫製工場などへ就業できるよう知識や技術を指導する。
2.受講者に対して手工芸品の製作について指導する。
3.受講者に対して料理や菓子等の製作について指導する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
ミシン(シンガー社、12台),オーブン(4台)など調理機器一式
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:NGO代表(50代女性), アドミニストレーター(50代女性)、その他20数名のスタッフ(女性)
活動対象者:バ町地域の女性
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:(女性) 備考:配属先からの要請のため
[学歴]:(専門学校卒)家政 備考:ミシン裁縫、手工芸品、料理・菓子
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・ミシン裁縫、手工芸品、料理・菓子、
・いずれかで商品開発・製作の実務経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(20~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
※配属先から提供される住居に、同性の隊員と2人もしくは3人で同居となる。
派遣予定時期は7月末を予定。