2020年度 1回 要望調査票
短期派遣青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JA12420141)
募集終了

国名
パプアニューギニア
職種コード 職種
G157 日本語教育
年齢制限
活動形態
個別
派遣期間
短期 11ヵ月
派遣時期
2020年7月から

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

高等教育省

2)配属機関名(日本語)

ゴロカ大学 人文学部

3)任地( 東ハイランド州ゴロカ ) JICA事務所の所在地( ポートモレスビー )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

ゴロカ大学は、教育学部、人文学部、自然科学部、職業訓練学部からなる総合大学である。学生数は約2500人、年間予算は約5億円で、パプアニューギニアで3番目の規模を持つ大学にあたり、特に教員養成分野においては、当国最高レベルの大学として位置付けられている。隊員が所属する日本語コースは、同大学人文学部の言語文学科に属する。現在、日本語クラスは、言語学科学生のみではなく観光学科など他の学部の選択科目であり、週12時間程度(クラス数に基づく)の授業が行われている。前期・後期に別れ、それぞれ約12週ある。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同大学には、2002年から日本語教育のSVが派遣され、協力隊隊員によって日本語コースの運営がなされてきた。
本要請の理由は、当国の日本語学習者数を増やし日本語教育に携われる人材、及び将来高校教員になる学生に講義を通じて両国をつなぐ人材育成が強く求めれているためである。しかし、未だ現地人日本語講師はおらず、その育成が大きな課題となっており、後任の派遣要請に至った。また、言語文学科には英語とアレカノ語(ゴロカ地域の言語)のみクラスがあるが、2020年にはインドネシア語コースが再開、さらに中国語コースが2019年9月設立の孔子学院によって実施される予定となっている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.カリキュラム・シラバス作成、授業計画、教材・資料などの整備・作成
2.新年度の受講者募集・イベントなどの実施
3.講師としてゼロ初級(クラス1)から初級(クラス4)までの4クラスの授業と評価を実施 (週12コマ以上、1コマ60分)
4.(現地人日本語講師育成のための)言語学(日本語)の大学院進学希望者の育成・指導・進路相談及び留学支援
5.日本文化・社会・習慣を紹介するイベント・セミナーの企画及び実施(大使館との連携もあり)

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

プリンター、スキャナー、プロジェクター、日本語教材(『げんき』)、将棋道具、書道道具、辞書など

4)配属先同僚及び活動対象者

【配属先同僚】
講師(言語学専攻、50代、女性、日本語学習歴なし)
学科長(男性、50代)
他言語の教員(20~50代、PNG人、インド人)
【活動対象者】
日本語履修者(約20名、ゼロ初級~初級レベル)

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(日本語教育に関する資格)

[性別]:(男性) 備考:治安上の理由

[学歴]:(大卒) 備考:同僚の教育水準と同様

[経験]:(    ) 備考:

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(15~25℃位)

[通信]:(電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

大学内の住居が提供予定。空きがない場合、近くのゲストハウス長期滞在者用の部屋が住居となる可能性がある。生活使用言語は、ピジン語。派遣希望時期は7月下旬。