2023年度 2回 要望調査票
短期派遣青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JA12723201)
募集終了

国名
ソロモン
職種コード 職種
H131 栄養士
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
派遣期間
短期 5ヵ月
派遣時期
2024年8月から

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健・医療サービス省

2)配属機関名(日本語)

キラキラ病院

3)任地( マキラ・ウラワ州キラキラ市 ) JICA事務所の所在地( ホニアラ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

マキラ・ウラワ州州都のキラキラにある病院で、医師4名、助産師4名、看護師34名が勤務している。内科、産婦人科、外科、歯科、アイクリニック、NCDs科、ヘルスプロモーション科がある。また中核病院として州内各地域の小規模クリニックを管轄する他、WHO及び保健・医療サービス省のデータ収集、調査なども行っている。1日の患者数は20人から40人程度で、入院患者は一般患者及び出産入院で5名から10名程度が常時入院している。重症患者は首都ホニアラの国立中央病院へ移送する。またオーストラリアの医学生の短期OJTの受け入れも行っている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

マキラ・ウラワ州は現在ヘルス・プロモーションとして5項目(NCDs、栄養、水、環境、マラリア対策)の向上を掲げている。それに対して栄養について具体的に病院食の見直しや、近隣の学校のボーディングの食事や生徒に対する栄養、食事の啓発活動などを進めたいと考えており、その活動推進のため隊員の要請に至った。病院内にはNCDs科、ヘルスプロモーション科があり、栄養関連の話を患者や学校などで話すが、これまで栄養士がいなかったため、各科のオフィサーが一般的な栄養の話をしてきたが、今回要請の栄養士の隊員には病院食の改善を中心にし、余力があればNCDs科やヘルスプロモーション科と連携して学校等での栄養指導や栄養に関する情報提供などが期待されている。過去看護師隊員が3名配属されているが、栄養士隊員は初めてである。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先の同僚とともに以下の活動を行う。
1 病院の入院食について助言を行う。(一般患者、出産入院母親、栄養失調/貧血の乳児、糖尿病、手術後患者)
2 患者やその家族に必要な栄養についての助言を行う。
余力があればNCDs科やヘルス・プロモーション科と連携して以下の活動を行う。
3 ボーディングスクールの食事について助言を行う。
4 学校の生徒に栄養や食事について啓発活動を行う。


3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

病院キッチン、一般キッチン用品

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:30才女性(栄養のディプロマ取得中)
30才女性、調理担当

活動対象者:
配属先同僚、入院患者、小学校から高校の生徒、
学校のキッチンスタッフ

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(栄養士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:同僚へ助言するため

[汎用経験]:

 ・食生活改善や栄養に関する知識や経験

[参考情報]:

 ・病院の入院食や寮の食事についての経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(22~32℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

赴任時の現地語学研修では、英語を使用して現地共通語(ピジン語)を学習する。病院では英語を話さない患者も多いので活動言語、生活言語ともにピジン語が必要である。