【配属機関概要】

3）任地（ ヌクアロファ市トフォア ） JICA事務所の所在地（ ヌクアロファ ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 自転車 で 約 0.4 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

同配属先は、健康増進・保持に関する啓発を担当している。トンガ国内の地域センター、病院、ヘルスセンター、学校等で健康教室の開催、スポーツ大会やエアロビクス教室など各種エクササイズの企画・実施、テレビやラジオを通したNCDs(非感染性疾患)いわゆる生活習慣病の予防に関する啓発番組の制作、広報資料の製作などを行っている。保健省全体のスタッフは約700名、同課の年間予算は1000万円。NCDs疾患の増加に伴い、オーストラリアの資金援助による第2次国家戦略2015-2020が実施中。JICAボランティアのエアロビクス隊員が2013年まで、家政・生活改善短期隊員が2016年9月まで派遣されていた。

【要請概要】

1）要請理由・背景

トンガは、不規則な生活時間・食生活、車社会の急速な発展等を起因として、糖尿病をはじめとする生活習慣病の罹患率、また肥満者の割合は世界で最も高い国の一つである。これらの問題への取り組みは保健医療分野の大きな課題の一つであり、国民の中で身体を動かすことへの意識は高まりつつあるものの、習慣化しておらず、運動不足は否めない。本課題に対しては継続的な長期にわたる取り組みが必要とされており、保健省が各種エクササイズを紹介・実施している中で、特にエアロビクスに対する興味・関心は高く、各地での紹介・指導が求められている。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

スタッフが実施している巡回指導やワークショップにおいて、関係者と協力し以下の活動を実施する。
1.各地区のコミュニティセンターや学校での各種エクササイズプログラムの実施、エアロビクス指導
2.カウンターパートやエアロビクス指導経験者を対象にエアロビクスに関する知識・情報の共有・提供
3.可能であれば、配属先が実施するその他の健康増進プログラムに対する協力

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

音響機材(スピーカー、ラジカセ、マイクなど)、血圧計、体脂肪体重計、メジャー

4）配属先同僚及び活動対象者

課長(40代、男性)
フィジカルインストラクター兼コーディネーター1名(30代、女性)
プロジェクトモニタリング・評価担当1名
栄養士1名、同僚8名
地域における活動対象の年齢層・性別は様々だが、主に参加者は10代後半～60代の女性、10～15名のグループ。

【資格条件等】

[参考情報]：

　・上記経験は集団指導経験とする。

【地域概況】

【特記事項】

派遣希望時期2019年1月上または中旬～11月下旬