要請番号(JA13617301)
募集終了
2018年3月から |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
青少年・スポーツ省
2)配属機関名(日本語)
バヌアツ空手道協会
3)任地( シェファ州エファテ島ポートビラ市 ) JICA事務所の所在地( ポートビラ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
国内にある3流派(松濤館流、剛柔流、糸東流)の活動をサポートする組織である。各流派の会員数が少数であるため、日頃から合同練習を行っている。放課後の小学校体育館(3校)を道場として利用しながら、小学校低学年の初心者から青少年、また社会人層までの延べ90名程度が練習に励んでいる。2017年7月にはバヌアツで開催される太平洋ミニゲーム(2017年12月開催)の空手競技審判員として配属先所属選手2名が正式に選出されるなど、国内における「空手道」の人気も少しずつ高まりつつある。運営予算は確保されておらず、必要に応じ、支援者からの協力を受けながら活動を行っている。これまでJICAの支援は行われていない。
【要請概要】
1)要請理由・背景
1998年に設立されたバヌアツ空手道協会は来年20周年の節目を迎え、南大洋州地域のオリンピックゲームとも言われる「Pacific Game」では個人3位に入賞するなど、ゆっくりとではあるが着実に競技者レベルは上がっている。他方、これまで空手道の広報や宣伝という面にあまり注力してこなかった結果、競技者人口が少ないことが課題となっていることから、空手道に興味や関心を持つ層の発掘及び現役競技者の技術レベル向上を目的として本要請が挙げられた。バヌアツ政府策定の「2030開発計画」の中でも「スポーツを通じた健全な精神の育成」は持続可能な開発を行う上で重要なファクターの1つであると示されていることから、空手道を通じた、特に青少年の健全な心身の育成も期待されている。配属先では2020年東京オリンピック出場を目指しており、国際レベルの競技者に対しては少しでもその可能性が高まるような技術指導が望まれている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の同僚と共に、以下の活動を行う。
1. 学校等での空手道紹介活動など、空手に興味や関心を持つ層を増やすための広報活動をサポートする。
2. 空手発表会や大会などを通じて空手普及に繋がる活動支援を行う。
3. 初心者レベルの青少年を対象に基本技を中心とした型や組手指導や基礎トレーニングの支援を行う。
4. 上級者となる協会指導員や育成選手に対しては、練習時の技術的指導や新しいトレーニングメニューの提案を行う。
(代表チームの練習は通常月曜日から金曜日の午後6時から2時間程度。土曜日に体幹トレーニングを行うこともある。)
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
学校体育館(練習スペースとして)、プロテクター、マットなど
4)配属先同僚及び活動対象者
【配属先同僚】
バヌアツ空手道協会会長兼ナショナルコーチ1名(40歳代、3段有段者)
役員5名(20歳代から30歳代、全員が初段有段者)
【活動対象者】上記協会役員及び練習生のべ約80名
(内訳)中上級者(緑帯、茶帯)約30名、初級者(白帯、橙帯)約50名
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(指導経験)3年以上 備考:経験に基づいた指導が必要なため
[参考情報]:
・全日本空手道連盟3段以上
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(18~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
派遣時期は2018年3月下旬から11か月間を予定。