2017年度 2回 要望調査票
短期派遣青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JA22117241)
募集終了

国名
ドミニカ
職種コード 職種
D261 食品加工
年齢制限
活動形態
個別
派遣期間
短期 10ヵ月
派遣時期
2018年1月から

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

環境・自然資源・都市計画・水産担当省

2)配属機関名(日本語)

水産局

3)任地( ロゾー ) JICA事務所の所在地( セントルシア国ロドニーベイ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は水産行政全般を所掌する部局で、主に水産資源の管理、水産業の振興、漁業許可証の発行や更新、関連法案の策定や施行等を行っている。これまでに、我が国から様々な協力を受け入れており、国内にある全ての漁港兼水産施設は、無償資金協力によって整備された。また、ボランティア受入や研修員派遣の実績もある。さらに、2018年4月まで、ドミニカを含む6か国を対象としたJICA技術協力「カリブ地域における漁民と行政の共同による漁業管理プロジェクト」が、広域専門家3名によって実施されている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ドミニカでは、水産振興の一環として、新たな漁獲対象種の開発がJICA専門家の指導の下、進められてきた。その結果、大型イカであるソデイカ漁が導入され、現在も操業が継続されている。同時に、ソデイカの消費拡大に向けて、新しい調理法の開発や料理本の制作が行われてきた。2012年、171ヵ国が参加してフランスで開催された世界の料理本を競う大会へ、水産局がソデイカの料理本を応募したところ、魚料理部門で最優秀賞を受賞するなど、関係者の努力が続いている。今後は、ソデイカ漁の更なる振興に向けて、ソデイカ料理の商品化や販売が検討されている状況にある。しかしながら、同分野は水産局本来の業務内容とは異なるため、食品加工や食品衛生に関する知識や技術を有する人材が必要となり、今回の要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

水産局のスタッフとともに、以下の活動を行う。
1.魚(ソデイカ)料理に関する消費者ニーズを把握する。
2.既存の魚(ソデイカ)料理の改良や新たな魚料理を開発し、調理方法を紹介する。
3.魚(ソデイカ)料理の商品化(飲料、冷凍食品)に向けた、食品成分表示、ラベル等を作成する。
4.開発した新商品の広報等、販売を促進する。
5.学校等での魚食普及に関する活動を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

共用コンピュータ、プリンタ、コピー機

4)配属先同僚及び活動対象者

水産局局長 男性、50代
水産局職員 男女、20-50代
各漁港の調査員(9名) 男女、20-50代

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

英語

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(20~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

ドミニカにはJICA事務所がなく隊員への支援はJICAセントルシア事務所から遠隔で行う。居留証等取得のため入国後、現地医師による健康診断を実施する。派遣時期は2018年1月中旬から。