要請番号(JA22117242)
募集終了
2018年1月から |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
社会サービス・コミュニティ開発問題担当省
2)配属機関名(日本語)
ドミニカ障害者協会
NGO
3)任地( ロゾー ) JICA事務所の所在地( セントルシア国ロドニーベイ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は障害者の権利向上、社会進出を推進するために設立されたNGO団体で、ロビー活動、啓発イベント、ワークショップ等を積極的に実施しているほか、障害者を対象とした各種職業訓練を行っている。本年度予算は約750万円(うち政府助成金は40万円程度)で、これまで養護や映像分野の青年海外協力隊(JV)が派遣され、ワークショップ、イベント等に関わってきた。2013年6月から12月までコミュニティ開発JV(短期)が派遣され、協会の運営資金の確保や障害者の就労支援に関する計画立案に取り組んだ。また、同協会では日本の草の根無償資金協力事業を利用し、障害者用コンピュータと研修用宿泊施設の拡充を実施している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
人口7万人余の小国であるため、経済規模が小さく、政府の歳入は限定的である。このため、福祉事業に割ける予算には限りがあり、協会への政府助成金も少額である。そのような状況下で、同協会は助成金や寄付金を基に障害者の権利向上に取り組んでいる。同協会事務局長の努力の結果、2012年10月、ドミニカ国は国連障害者権利憲章を批准し、これにより当面の大きな目標は達成された。一方で、不安定な寄付や諸機関からの支援に頼る現状を改善し、事業基盤を強化し、障害者の雇用促進、就業支援を具体的に進めることが急務となり、本件の要請となった。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先が実施するイベント、ワークショップ及び各種会議に協力しつつ、以下の重点課題に取り組む。
1.協会の自己収入に結びつく施策や広報活動に関する提案、及びその実現に向けた活動
2.障害者の雇用促進のための啓発活動の支援
3.関連支援団体との連携強化
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
共用コンピュータ、プリンタ
4)配属先同僚及び活動対象者
事務局長: 女性、50代
会計: 女性、40代
事務補助: 3名、男女、20-30代
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・障害者との活動経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(20~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
ドミニカにはJICA事務所がなく隊員への支援はJICAセントルシア事務所から遠隔で行う。居留証等取得のため入国後、現地医師による健康診断を実施する。派遣時期は2018年1月中旬から。