【配属機関概要】

3）任地（ グアテマラシティ 他 ） JICA事務所の所在地（ グアテマラシティ ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ ﾊﾞｽ で 約 0.1 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

グアテマラ野球連盟はグアテマラ国における野球事業を統括する機関である。7チームが参加するグアテマラ・メジャーリーグ運営や各カテゴリーの全国大会運営の他、連盟に所属する各県野球協会を通じて野球の普及活動及び技術向上に取り組んでいる。配属先の年間予算は約43万米ドルであり、1989-2017年の間に9名のJICA野球隊員を受け入れた経験がある。2017年6月末からキチェ県野球協会に野球隊員が派遣中であり、2018年2月頃には大学連携短期隊員が13名派遣予定である。

【要請概要】

1）要請理由・背景

グアテマラ野球連盟は、国全体としての野球人口拡大・技術向上・スポーツを通じた青少年健全育成を目指している。近年は特に地方都市での普及活動に注力し、各県代表の全国大会を年代ごとに企画・運営している。これらの取り組みもあり、グアテマラでは野球人口が徐々に拡大している。しかしながら、指導者の指導力不足等が影響し技術の向上及びスポーツを通じた青少年の健全育成が十分になされていない。配属先は日本の野球指導を高く評価しており、2016年度の短期隊員(8名)による活動は各地で報道･注目され、一定の成果を収めた(延べ裨益者数1800名)。2018年2月にも同様に大学連携短期隊員(13名)が、キチェ県に派遣中の長期野球隊員に同行し、試合･練習を通じ規律正しい行動の模範を示すことを目的に派遣予定であるが、派遣人数が多く、西語を解さない隊員が多いことから、調整や活動支援を行うボランティアの要請が挙げられた。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

キチェ県に派遣中の長期隊員、大学連携短期隊員に同行し、グアテマラシティ・キチェ県等にて以下の活動を行う。
1.大学連携短期隊員の受入にかかる各野球協会との調整・確認
2.児童を対象にした野球教室やデモンストレーションなどへの協力
3.大学連携短期隊員の活動・生活に関する支援や現地人とのコミュニケーション支援

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

野球道具一式

4）配属先同僚及び活動対象者

野球連盟本部職員5名
各県野球会長 2名
各県野球協会所属指導者

各県の学校、指導対象者は小学生から中学生で初心者が多い

【資格条件等】

[参考情報]：

　・スペイン語での野球指導経験

【地域概況】

【特記事項】

派遣時期は2018年2月下旬から約1か月間。